人気歌手のアリアナ・グランデ（28）が、メンタルヘルスサービスへの消費者への直接アクセスを提供するオンラインポータル「BetterHelp（ベター・ヘルプ）」と提携し、100万ドル（約1億1000万円）を寄付したことが明らかになった。
「ベター・ヘルプ」は、オンラインでのカウンセリング、および治療のサービスを行い、電話やテキストでのやりとりだけでなく、ビデオチャットといったウェブベースでの対話を通じて提供されるサービスだ。
今回、人気歌手のアリアナ・グランデは「ベター・ヘルプ」とタッグを組み、メンタルヘルスのカウンセリングが必要な人たちに、1億円分の無料セラピーができるよう寄付をおこなった。
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アリアナはこの投稿で、「『ベター・ヘルプ』と協力して、100万ドルの無料セラピーを提供できることに興奮しています。セラピーは特権のある少数の人のためではなく、誰もが利用できるものであるべきで、またこの問題がすぐには解決しないことではあるものの、みなさんがセラピーに足を踏み入れるキッカケを作り、助けを求めても大丈夫だと感じてほしかったのです。自己批判のようなことを取り除くことができたらいいなと願っています」と自身の想いをつづった。
さらにアリアナは「この機会を利用して、betterhelp.com/arianaにアクセスして、資格を持ったセラピストと1か月間無料でマッチングできることを願っています。その後更新して続行するかどうか選択することもできます。これが役立つ出発点になり、あなたの生活の中でセラピーの時間を構築し、継続できるようになることを願っています。癒しはなかなか簡単なことではありませんが、あなたは努力と時間の価値があると私が約束します！『ベター・ヘルプ』に感謝いたします。一緒に取り組むのが待ちきれません」と、書きつづっている。
アリアナといえば、2017年に英マンチェスターにて自身のコンサート会場で自爆テロが発生。PTSD（心的外傷後ストレス障害）を患ったことを告白。今でも不安などの症状が出るため、セラピストによるカウンセリングを受けていると明かしていた。
