アメリカの人気下着ブランド「ヴィクトリアズ・シークレット」のファッションショーに出演を果たしたことがあるモデルのブリジット・マルコムが、ショーから解雇された理由を暴露している。
ブリジット・マルコムは、これまで「ラルフ・ローレン」や「ステラ・マッカートニー」など一流ブランドのファッションショーに出演し、多くの雑誌の紙面にも登場している人気モデルだ。
そんなブリジットは、2016年に「ヴィクトリアズ・シークレット」のファッションショーに出演したが、翌年のショーには出演しなかった。
2016年に「ヴィクトリアズ・シークレット」のファッションショーに出演した時のブリジット・マルコム↓↓
そんなブリジットが、2017年のショーに出演しなかった理由を明かしている。ブリジットはその理由を動画でTikTokに投稿した。
動画の中でブリジットは、2016年に同ブランドのショーに出演した時のブラジャーを見つけたと明かし、そのブラを公開。サイズは30Aだ。現在のサイズは34Bにサイズアップし、とても健康的な状態であるという。
@bridgetmalcolmtoo little too late Victoria’s Secret #victoriassecret #victoriasecretshows #CompleteMyLook #MyColoredHair♬ original sound – Bridget Malcolm
しかしブリジットは「私は(チーフ・マーケティング・オフィサーで、ショーのキャスティングディレクターを務める)エド・ラゼックから『君の体は十分な魅力がない』と言われて、ショーから外されたの。私のその時のブラのサイズは、30Bだったの」と、体型を非難されとてもショックを受けたことを明かした。
「ヴィクトリアズ・シークレット」といえば、他の下着ブランドが様々な体型のモデルを起用し、多様性をもたらしたにもかかわらずエド・ラゼックが“トランスジェンダーやプラスサイズのモデルは採用しない”とブランドの方針を明らかにしたことで大バッシングを受けた。その後、採用したものの、エドのセクハラ発言も明るみになり問題視され、ブランドの人気と売り上げは低迷した。
先月中旬、「ヴィクトリアズ・シークレット」は、広告塔モデルである「エンジェル」の制度をなくし、新たに「VS Collective」という、美の基準を再定義するための新たなグループを結成した。