NEWS

ブリトニー・スピアーズの後見人制度裁判、父親の解任要求は却下 却下されるのはこれが2度目

ブリトニー・スピアーズ NEWS
ブリトニー・スピアーズ

現在のところ裁判官は、ブリトニー・スピアーズが主張していた「父親による成年後見人制度の解消」という要望を退けるつもりのようだ。

今週水曜にロサンゼルス高等裁判所によって提出された最新書類によると、裁判官はブリトニー・スピアーズの弁護士が数ヶ月前に行った、彼女の父親であるジェイミー・スピアーズを後見人から解任するという要求を却下する予定であることがわかった。

先日ブリトニーは後見人制度によって「自分の人生を取り戻したい」など衝撃的な告白をしていたが、ブリトニー自身がいまだ後見人解消の申し立てを行っていないことから、彼女の証言に基づいて判決を下すことはできないのだという。

提出された裁判資料には、「今後カリフォルニア州のBessemer Trust Companyを単独で後見人として指名し、ジェイミー・スピアーズを解任したいという原告の要求は、却下されることとなる」と記されていた。

今回提出された書面は、ブリトニーにとっては不利な内容であるものの、彼女の要求が却下されるのは初めてではない。ブリトニーの弁護士は2020年11月にも、「ブリトニーが父親を恐れており、今後パフォーマンスできないかもしれない」として後見人の解任を求めていたが、こちらも却下されていた。当時の裁判官を務めたブレンダ・ペニーは、Bessemer Trust Companyを共同後見人として指名している。

今回の書類は、Bessemer Trust Companyを引き続き後見人とする一方、父親のジェイミー・スピアーズも引き続き共同で後見人を務めていくことを再確認させる内容だった。

なお先日、ブリトニーは24分間におよぶ証言の中で、13年間にわたる後見人制度の間、父親によって人生をコントロールされており、これは「虐待」だったと主張している。「避妊を強制された」といった発言もあり、その後世界中から支援の声が上がる事態となっていた。

判決がどのようになろうと、ブリトニーが今後、父親の手を離れて自分の人生を生きたいという思いが変わることはないだろう。

tvgrooveをフォロー!