確執が報じられているイギリスのウィリアム王子とヘンリー王子の兄弟。そんな中にあっても、今月1日に行われる2人の亡き母ダイアナ元妃の銅像除幕式には堂々とした姿勢でのぞむだろうと、情報筋は語る。
しかしPage Six紙によると、ヘンリー王子は式典終了後長く滞在することなくアメリカへ帰国するため、2人が腹を割って話す時間は取られないのではないかとのことだ。
2人は当日、式典会場となるケンジントン宮殿にて、亡き母の60歳の誕生妃を祝う予定だ。なお、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、式典の規模は大幅に縮小されており、参加者は兄弟の他にダイアナ妃の近親者など15名にまで絞られている。
このイベントについてはある王室関係の情報筋が「悲しく、少し緊張感のあるものになるだろう」と語る一方、ほかの情報筋は兄弟2人は母のためにと堂々とのぞむため、「2人は大丈夫だろう」と予測している。
なおかつてダイアナ妃のシェフをつとめたパトリック・ジェプソン氏は、このイベントが2人の母に対する愛情を再認識する場になるとし、「母を失った時、2人の兄弟はまだ若かった。彼らが彼女を想う気持ちの強さは想像できうるものでしょう。彼らの名誉のために言っておきますが、彼らはこの像によって、母が世界に与えたポジティブな影響を思い起こしてほしいと考えているのです。もちろん悲しみもあるかもしれませんが、この除幕式がかけがえのない親への愛と彼女が残した消えることのない遺産への誇りという、より幸せな感情を呼び起こすものになると、私は確信しています」と語った。
なおヘンリー王子は先週金曜日にイギリスに到着。感染防止のため式典当日までかつての自宅であるフロッグモア・コテージにて自主隔離している。
tvgrooveをフォロー!