「普通の人」だったサム・ウィルソン。しかし彼は、演じた本人だけが知る「特別な力」を持っていた。
ディズニーの動画配信サービス「ディズニープラス」で配信され、今年4月に最終話を迎えたマーベルシリーズのドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」。この作品では俳優のアンソニー・マッキーが主人公サム・ウィルソンを演じた。
[PR]作品の中ではマーベル・ヒーロー キャプテン・アメリカの代表的なアイテムである「シールド」を引き受けるという大役をになったサムだったが、「キャプテン・アメリカ」を引き受けるまでにはさまざまな葛藤があり、その模様が描かれた。
先日Varietyのインタビューに応じたアンソニーは、「ここでは『キャプテン・アメリカ』が誕生する瞬間が描かれる。では、彼の『キャプテン・アメリカ』は一体なんのために立ち上がるのだろう?」と語り、「彼は兵士であり、兵士の世話係であり、カウンセラーだ。自ら問題を解決するタイプではないんだよ」と続けた。
そしてキャプテン・アメリカとなったサム・ウィルソンが持つ「特別な力」についても明かしたアンソニー。「彼が持つ人道的な心については、僕は彼の能力だと考えている。周りの人を思いやったり、共感したり、そういうことができる彼の能力は特別なんだよ」と自身が演じるキャラクターに隠された能力を語った。
そして、「あの長ゼリフは、誰か一人が不当な扱いを受ければその責任は全員にあるということを示すためのものだった。これは『キャプテン・アメリカ』全体のテーマだったんだよ。黒人のためのキャプテンではない。特定の誰かのためのキャプテンでもない。全ての人のためのキャプテンなんだよ」と最終話で話題となったスピーチを振り返っていた。
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