オーストラリアのある若い食品衛生監視員が、怪しい飲食店の見分け方を紹介しネット上で話題となっている。この女性が投稿した動画は、すでに370万回再生を記録。フォロワーも一気に約22,000人にまで達した。
@7semykittensというユーザー名で活動する彼女は、衛生監視員としての毎日は、過去に放送された有名シェフが落ち目のレストランを復活させる番組「悪夢のレストラン」に匹敵するものだと語っている。
動画の中で彼女は、「どんなにお腹が空いていても、絶対に入るべきではないレストランを紹介するわ」と語り、自身の仕事の裏側や外食する際の注意点などを紹介している。
「スーパーマーケットから屋台まで、食品を取り扱う場所はすべてチェックしているの」と自身の仕事について語った彼女は、「もし適切に衛生管理されていない店があれば、罰則通知を発行するの。通知が発行されると、その情報はデータベースに登録されて、一般の人でも見られるようになってるの」と続けた。
このデータベースは「NSW Food Authority Name and Shame List」というもので、オーストラリアの食品安全サイトで州全体の、ペナルティーリストが記載されているという。
@7semykittens##stitch with @zekecieslak ##avoid ##healthinspector ##foodsafety ##foodies ##foodtiktok ##sydneylockdown♬ original sound – SemyKitten
そして、「私を信じて。衛生監視官は軽い気持ちで罰則通知を発行したりしないわ」と訴えると、ユーザーたちに外食する際は、州内の食品安全に関する罰則を知ることができるウェブサイトをチェックするよう呼びかけた。
また彼女は、日々の仕事の中では「悪夢のキッチン」に出てきたようなショッキングなシーンを目撃することもあると告白。「最低でも週に1回は、番組に出てきたような衝撃的なシーンを目にすることがあるわ。」と語り、「私は、自分が罰金を課した店では2度と食事をしないと決めてるの。そのいくつかは本当に驚くくらい劣悪よ。そのどれもが、1番といえるくらい最悪」と続けた。
しかしこうした飲食業の裏側を暴露する一方、「こんなふうに食品衛生法を守っていない飲食店もあるけど、ほとんどの業者がきちんと守っているからね」とフォローしていた。
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