DCコミックスをもとにした海外ドラマ「ARROW/アロー」が放送終了を決定した。
「ARROW/アロー」は億万長者でありながら、裏では「アロー」と名乗り悪者を成敗するヒーローとして活躍する主人公オリバー・クイーンを描いたドラマ。DCコミックスの「グリーンアロー」をもとにして、2012年から放送を開始。現在、シーズン7が全米放送中で、先月に来期継続が発表されていた。
主演スティーヴン・アメルはツイッターを通じ、「オリバー・クイーンを演じることは、人生においてプロとしてもっとも素晴らしい経験だった。しかしいつまでもアローではいられない」と、番組の放送終了を自ら発表。今秋、10話から成るファイナルシーズン(シーズン8)をもって、番組に別れを告げることを明らかにした。
ツイッターでは「言いたいことは山ほどあるが、いまはただありがとうと伝えたい」とシンプルに述べているが、フェイスブック・ライブを通じ、彼がこれきり二度とオリバー/アローを演じなくなるわけではないと示している。
Playing Oliver Queen has been the greatest professional experience of my life… but you can’t be a vigilante forever.
Arrow will return for a final run of 10 episodes this Fall.
There’s so much to say… for now I just want to say thank you.
— Stephen Amell (@StephenAmell) March 6, 2019
番組を放送するCWは、「ARROW」を起点に、同じDCコミックスをもとにした複数のヒーロードラマを展開している。「THE FLASH/フラッシュ」をはじめとする後続番組を含めた一連の作品群は「アローヴァース」と呼ばれ、世界観を共有し、これまでに全番組のキャラクターが一堂に介するクロスオーバーエピソードを製作してきた。
そのためアメルは「(アローは)このまま消えるわけじゃない。アローヴァースを見ていれば、その意味がわかる」と、今後も自身がオリバーを演じる機会があることを示唆している。
また、番組製作総指揮のグレッグ・バーランティと、マーク・グッゲンハイム、ベス・シュワルツも、Entertainment Weeklyに対して寄せた共同声明の中で、番組終了の決断は容易ではなかったとしつつ、「ARROW」の功績を「今後何年も続く」ユニバースを生み出したと称えており、「ARROW」の終了=アローバースの終了ではないことを強調している。
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