全米お騒がせセレブ一家「カーダシアン家」の末っ子のカイリー・ジェンナーが、21歳にして、史上最年少で一代で富を築いたビリオネア(資産1000億円)になった。経済誌「フォーブス」が伝えている。
カイリー・ジェンナーは、全米お騒がせセレブ一家「カーダシアン家」の末っ子として生まれ、幼少期からリアリティー番組「カーダシアン家のお騒がせセレブライフ(原題:Keeping Up With The Kardashians)」に出演。そして自身のコスメブランド「カイリー・コスメティックス」をプロデュース。新商品がリリースされる度に即完売するほど、世界的に大人気のコスメブランドとなった。さらに自身のスピンオフ番組「LIFE OF KYLIE」が放送、インスタグラムのフォロワー数1億2800万人以上と、超大人気セレブだ。またプライベートでは、人気ラッパーのトラヴィス・スコットと交際中で、彼との間には、先月1歳の誕生日を迎えた娘ストーミがいる。
そんなカイリーがなんと、21歳にして、史上最年少で一代で富を築いたビリオネアとなった。
やはり「カイリー・コスメティックス」の影響が大きく、ネットでの売り上げはもちろん、大手コスメチェーン「ULTA(アルタ)」1000店舗でも取り扱いを開始したことからさらに売り上げが9パーセント伸びた。これにより、「カイリー・コスメティックス」の企業価値は9億ドル(約1000億円)に到達。カイリーはそのすべてを所有しており、カイリーの推定資産は10億ドル(約1117億円)を超えたと雑誌「フォーブス」が発表した。
これを受けカイリーは「全然予想だにしていなかったわ。そんな未来が来るなんて思いもしなかった。でもとてもいい気分よ。褒められるのはうれしいことよね」とコメントしている。
さらにカイリーは、同ブランドのヒットの要因はSNSにあったと感じているようだ。「これはソーシャル・メディアのパワーね。何かを始める前に私は強いリーチを持っていたから」とコメントした。カイリーの現在のインスタグラムのフォロワー数は1億2800万人以上、ツイッターのフォロワー数は2600万人以上と、SNSの影響力は絶大だ。またカイリーは自身の商品をPRする際、広告費は使わず、全て自分のSNSで宣伝している。
また、フェイスブック社のCEOマーク・ザッカーバーグがビリオネアになったのは23歳の時だったので、カイリーはそれを上回る最年少ビリオネア記録を達成したことになる。
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