女優のエリザベス・オルセンが、今年1月から配信されているドラマ「ワンダヴィジョン」と来年公開予定の映画『ドクター・ストレンジ』の続編に、つながりがあることを明かしている。
大ヒットしたドラマ「ワンダヴィジョン」で主演をつとめていたエリザベス・オルセンは、マーベルファンにとって「ワンダヴィジョン」を知らないと、『ドクター・ストレンジ』の続編『Doctor Strange and the Multiverse of Madness（原題）』はストーリーの意味が通らなくなると語った。
一方、マーベル社社長のケヴィン・ファイギは以前、「ワンダヴィジョン」を全く見ていなくても、マーベルの世界に興味を持ってくれる人を増やしたいと語っているため、今回のエリザベスの発言はこれに反するものになる。
エリザベスは先日、TheWrapの取材に対し「『ワンダヴィジョン』を見ていないと、『ドクター・ストレンジ』の続編は意味が通らなくなるわ」と語り、エリザベス自身が「この作品（ワンダヴィジョン）では、どうして彼女が見つけ出されたのかが描かれており、それは『ドクター・ストレンジ』と確実につながっている」と感じていると付け加えた。
なお「ワンダヴィジョン」では、かなり早い段階で『ドクター・ストレンジ』とつながりがあることが明かされていた。『ドクター・ストレンジ』で主演をつとめるベネディクト・カンバーバッチも、「ワンダヴィジョン」の最終話でカメオ出演を果たすべく出演契約を結ぶにまでいたったが、結局実現しなかった経緯がある。
『Doctor Strange and the Multiverse of Madness（原題）』は現在制作の真っただ中で、来年3月25日に公開が予定されている。
