通常であれば各国から愛され、歓迎されるセレブたち。しかし「変わった理由」で中国入国や演奏、ダウンロードが禁止されてしまったセレブたちをThe Epochtimesが紹介している。
1.レディー・ガガ
歌手であるレディー・ガガは2016年にチベットのダライ・ラマと会い、ヨガについて話し合う様子をフェイスブックとインスタグラムに投稿。しかしダライ・ラマをあまり良く思っていない中国は、これを見ると即座に彼女の音楽をブロックし、中国本土で演奏またはアップロードしないようメディアに通告したという。
2.セレーナ・ゴメス
レディー・ガガと同じく、歌手のセレーナ・ゴメスも2014年「We Day Vancouver」イベントで、チベットのダライ・ラマに会ったことから中国でNGとなってしまった。その2年後の2016年、セレーナはアルバム「リバイバル」を引っさげ世界ツアーを行い、最初は中国での公演も発表されたが、いつの間にかその中国公演の日程がウェブサイトから消え去っていたのだ。
3.ジョン・ボン・ジョヴィ(ボン・ジョヴィ)
2015年9月に、バンドで初となる中国公演が決定していたボン・ジョヴィ。直前の8月には「中国人ファンへの特別プレゼント」として、北京語で楽曲「Moon Represents My Heart」を披露するなど、大サービスまでしていた。しかし2010年に彼らが台湾で行ったコンサートで、ダライ・ラマの写真を使用したとしてこの中国でのコンサートはキャンセルとなった。
4.マルーン5
世界的人気を誇るマルーン5は、なんと「誕生日お祝いツイート」で入国禁止となってしまった。マルーン5のメンバー、ジェシー・カーマイケルは2015年、ダライ・ラマに対し「お誕生日おめでとう」とツイート。たったそれだけで、同年に予定されていた中国公演がキャンセルとなったのだ。PageSixによると、中国でパフォーマンスをする全てのアーティストのSNSなどを、中国当局は監視し精査しているという。
5.ジャスティン・ビーバー
入国禁止の理由がダライ・ラマ氏意外の場合も。ジャスティン・ビーバーは「過去の素行の悪さ」を理由に2017年に入国禁止となった。
6.ケイティ・ペリー
2017年、上海で行われた「ヴィクトリアズ・シークレット」のショーでパフォーマンスをする予定であったケイティ・ペリー。しかし2015年にケイティが台湾でアンチ中国の象徴である「ひまわり」のドレスを着用し、台湾の国旗を高々と振ったとし、2017年のヴィクシーイベントの際に入国を拒否された。彼女は“無期限”で入国不可能だという。
7.テイラー・スウィフト
アーティスト自身の判断で、中国での音楽販売や配信を取りやめる
この他にも俳優ブラッド・ピットやハリソン・フォード、バンドのリンキン・パークなども、やはりチベットやダライ・ラマとの関わりにより入国が禁止されている。センシティブな問題ではあるが、そのアーティストのファンは自国でライブを見られず嘆く声も上がっているという。
映画・海外ドラマ関連を中心に、洋楽や海外セレブ情報も発信。カルチャーとファンの距離を縮める、カルチャーをもっと楽しめるコンテンツをお届け!
☆X(旧Twitter)で最新情報を発信中!今すぐフォロー!