歌手のアリアナ・グランデやエド・シーランなどの有名アーティストの楽曲を含む85曲が、インドネシアの西ジャワ州にて一部放送禁止となっていることが明らかになった。INDEPENDENTが報じている。
現地時間2月26日の西ジャワ州で、とある覚え書きが発表。その内容は、州が指定した85曲は「午後10時から午前3時の間のみでしか放送してはいけない」というものだったという。
その理由は、なんと「アダルトで攻撃的な内容が歌われているから」なのだとか。今回禁止された85曲には、洋楽が17曲含まれていたそうで、アリアナ・グランデの「ラブ・ミー・ハーダー」やエド・シーランの「シェイプ・オブ・ユー」、さらにはブルーノ・マーズの「ザッツ・ホワット・アイ・ライク」などの超有名曲も名を連ねているとか。
この件について、州の担当者は「今回の場合、歌全体がダメというわけではなく、その歌詞にポルノ的要素や卑猥な内容が描かれていることが問題なんです」とコメント。加えて、法的に禁止しているというよりは、ガイドラインとして発表したことだと語った。
一方で、ラジオやテレビ曲が放送した場合には何らかの制裁が課せられる可能性があるという。
INDEPENDENTによると、インドネシアでは以前にも「外国のネガティブな影響」を受けた事件が明るみにでたことがあったこともあり、神聖なものを冒涜する行為をすれば刑務所に入れられたり、罰金を支払ったりしなければいけないこともあるという。今回の取り決めも、こうした一連の流れに乗ったものだとされている。
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