イギリス王室ウィリアム王子とキャサリン妃の長男、ジョージ王子の8歳の誕生日が近づいてきている。しかしウィリアム王子とキャサリン妃は、ネット上での「荒らし」行為を懸念し、毎年恒例のバースデーフォトを公開しない可能性があるという。
王室関係の著者アンジェラ・レヴィンによると、これまで事あるごとに子供達の写真を公開してきたウィリアム王子夫妻だったが、今はそのたびにネット上で子供の容姿に関する心ないコメントが寄せられてしまうことに心を痛めてているという。
Daily Mail紙が報じたところによると、イギリスのTrue Royal TVに出演したアンジェラ・レヴィンは「ジョージ王子が8歳の誕生日を迎える際の記念写真は私たちに公開されないのではないかというウワサがあります。それは、これまでに公開されたジョージ王子の写真に対し無礼なコメントをする人々がいる事でウィリアム王子夫妻が憤りを感じているからです。私としては、彼らになんとか乗り越えてもらいたいと思っているのですが」と語った。
昨年7月22日、7歳となったジョージ王子。その際ウィリアム王子夫妻は彼が将来の王となることを明らかにしていた。ジョージ王子といえば先日、両親とともにサッカーヨーロッパ選手権の決勝を現地で観戦。残念ながらイングランドはイタリアに敗れてしまい、王子もくやしがっていた。
これを受け王室専門家のロヤ・ニックハは、夫妻が今回のように王子を公の場に連れ出し、慣れされようとしたことを賞賛している。同番組に出現したロヤ・ニックハは、「7歳のジョージ王子にとっての公務となります」と語り、「とても愛らしく、幸せなことです。多くの感情があったことでしょう」と続けた。
さらに、「将来的な何百万人もの前に立つことになる彼を人前に慣れさせるという意味でも、かなり有効な手段だったと言えます」と付け加えていた。
