英国王室の代理人が、ヘンリー王子が出版を予定しているとされている回顧録についてコメントを発表した。
ヘンリー王子といえば昨年、イギリス王室を離脱し、妻メーガン妃とともにアメリカに移住している。今年3月には夫妻で大物司会者オプラ・ウィンフリーとのインタビュー番組に出演し、メーガン妃が自殺願望を抱いたことや、王室離脱の意思を伝えたとたんに経済的支援を絶たれたこと、王室メンバーから当時まだお腹の中にいた長男アーチー君の肌の色を懸念する声があったことなどが赤裸々に暴露され、このことをきっかけに王室との関係悪化が加速したのではないかと報じられてきた。
また、ヘンリー王子はその他にもポッドキャスト番組などで父チャールズ皇太子との関係について、「自分が受けた痛みを後世にも引き継がせようとしている。僕はそんなことはしたくない」と批判ともとれる発言をしており、特に親子間の確執は根深いとされていた。
そんな中、来年ヘンリー王子がこれまでの経験をつづった回顧録を出版する予定だというニュースが報じられたのだ。
王室側代理人はPeople誌に対し、ヘンリー王子が「つい最近、本の出版について王室メンバーと内々に話をした」と明かしている。さらに代理人は、「ヘンリー王子はこのプロジェクトについて、王室側から許可を得られるとは考えていないだろう」とし、「この本について質問がある場合は、すべてヘンリー王子夫妻側になげかけてもらうことになる」と付け加えた。
なおこの回顧録は実質的な「暴露本」になるのではないかと見られており、ヘンリー王子の最愛の母ダイアナ元妃の死や王室の関わり方、メーガン妃との王室離脱の裏側などが語られるのではないかと、すでに注目が集まっている。
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