アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットの子どもたちの親権をめぐる法廷闘争に、新たな展開があったようだ。
この訴訟の担当者によると、ブラッドが子どもたちとより多くの時間を過ごすよう認める判決を出した裁判官が解任されたという。そのためこの判決は破棄されることとなり、2人の親権に関する取り決めは2018年11月に同意した内容に戻ることになった。
People紙が報じたところによると、今回解任されたジョン・オウダーカーク裁判官は「倫理義務違反」と判断されたとのことで、今後はこの訴訟に一時的な判事として関与することもできないという。
アンジェリーナ・ジョリーは昨年8月、この裁判官に対し辞任を求めており、約1年かけてその願いを叶えたことになる。アンジェリーナはこの裁判官とブラッド・ピット側の弁護士がビジネス的な関係にあると指摘。機密情報の保持に問題があると訴えていた。
なおブラッド側の代理人は、今回の決定について「この決定は技術的な手続き上の問題に基づいたものだが、真実が変わることはない。これまで、オウダーカーク裁判官の判決を決定づける多くの証拠が出されており、どのような方法が子どもたちにとってベストなのか結論は出されている。今後も、子どもたちにとって一番良い形を模索し続けていく」と語った。
アンジェリーナとブラッドの間には6人の子どもがいるが、長男マドックスくんは19歳であることから親権争いの対象にならない。オウダーカーク裁判官は前回、残り5人の子供達パックス(17)、ザハラ(16)、シャイロ(14)、双子のヴィヴィアンとノックス(12)はブラッドとともにより多くの時間を過ごすべきだとの判決を出していた。一方、5人のうち3人はブラッドに反対する姿勢を取っていると報じられている。
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