人気歌手のテイラー・スウィフトが、アルバム「フォークロア」リリース1周年を記念し、楽曲「ザ・レイクス」のオリジナル音源を公開した。
テイラー・スウィフトといえば、昨年7月24日に、8枚目となるアルバム「フォークロア」をリリース。同アルバムは前日にリリースが発表され、テイラーにとってキャリア初となるサプライズ・リリースとして大きな話題となった。また同アルバムは全米・全英でチャート1位を記録し、昨年アメリカで国内最初のミリオンヒットになるなど数々の記録を打ち立てただけでなく、今年開催された第63回グラミー賞にて年間最優秀アルバム賞を受賞する快挙も成し遂げた。
「フォークロア」リリースから丸1年が経ち、テイラーからファンたちにあるプレゼントが贈られた。
To say thank you for all you have done to make this album what it was, I wanted to give you the original version of The Lakes. Happy 1 year anniversary to Rebekah, Betty, Inez, James, Augustine and the stories we all created around them. Happy Anniversary, folklore. 🌿
— Taylor Swift (@taylorswift13) July 24, 2021
テイラーはSNSでメッセージを書きつづった。テイラーは「私たちが一緒に現実世界から脱出し、もっとシンプルな場所を想像してから1年が経ちました。背の高い木々と潮風。ビクトリア朝の幽霊のように見えるレースのナイトガウンを着ることができる場所。周りに誰もいないから目をそらす必要もない。このアルバムが何であるかを作るためにみんながしてくれた全てに感謝するために、『ザ・レイクス』のオリジナルバージョンをお届けしたいと思いました。レベッカ、ベティ、アイネズ、ジェームズ、オーガスティン、そして彼らの周りで創造したすべての物語、1周年おめでとう。『フォークロア』1周年おめでとう」と、書きつづり、アルバムのボーナス・トラックとして収録された「ザ・レイクス」のオリジナル音源をファンたちにプレゼントした。
【音源】taylor swift – the lakes (original version)
実は先週、テイラーのアルバムの共同制作者であるジャック・アントノフがインタビューの中で「ぼくのお気に入りの楽曲の一つである『ザ・レイクス』には、壮大なオーケストラ・バージョンがあるんだ。テイラーは『もっと小さめで大丈夫』という感じだったんだよね」と明かしていたことから、今回新たにリリースされたオリジナル・バージョンの「ザ・レイクス」こそが、そのオーケストラ・バージョンのものだったようだ。