俳優のマーク・ハミルが、かつて撮影された『スター・ウォーズ』キャストが再集結した写真にて、フォトショップによる加工を施された過去があったことを明かしている。
マーク・ハミルといえば、1977年に公開された『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』から始まるシリーズ旧三部作、そして続三部作でルーク・スカイウォーカーを演じたことで知られている。
[PR]そんなマーク・ハミルは現在、自身のSNSを駆使し撮影現場の裏側を公開したり、ネット上にあふれる『スター・ウォーズ』ネタをユーモアたっぷりに紹介するなどしてファンからの支持を集める存在となっているのだ。
2005年、雑誌Vanity Fairの表紙を飾るため、旧三部作と新三部作のキャストメンバーによる集合写真が撮影されることとなった。手がけるのは有名フォトグラファー、アニー・リーボビッツだ。
撮影の際、ヘイデン・クリステンセンやユアン・マクレガー、ナタリー・ポートマンといった新三部作のキャストが左側に、マークやハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー、ビリー・ディー・ウィリアムスといった旧三部作のキャストが右側に立った。さらに原作者のジョージ・ルーカスや人気キャラクター、ヨーダ、チューバッカまでもが一堂に会し、豪華な一枚となったのだった。
How great was it getting together with all those #StarWars folks after so many years?😍
(Not So) FUN FACT: I was doing 8 shows a week on Broadway & couldn't be there, so Annie Leibovitz shot me all alone on that empty set & photoshopped me into the group later. #PhonyReunion😖 pic.twitter.com/K2MvRi2KES— Mark Hamill (@MarkHamill) July 26, 2021
この写真を今週、マークがツイッターに投稿。さらにこれまで語られることのなかった事実が明かされたのだ。
ハミルはこの写真とともに、以下のようなコメントを添えている。「こんなに時が経っても、これだけのメンバーが揃っているのを見るのはすばらしいと思わないかい?(ファンにとってはおもしろくないかもしれないが)実際のところ、当時僕は週8本もの舞台を抱えていて、撮影に参加できなかったんだ。だからアニー・リーボビッツは僕を誰もいないセットでたった1人で撮影して、あとから合成したんだよ」
なんとマーク自身は、この豪華メンバーが集まる撮影の現場に存在していなかったのだ。参加できなかったのは残念だったが、何十年も経ってからこうして真実を暴露する彼の姿勢こそ、ファンから愛される理由といえるだろう。