韓国発の7人組ボーイズグループ BTSのV(キム・テヒョン)が、新曲ミュージック・ビデオでのパフォーマンスは、俳優のジョニー・デップがインスピレーション源であったことを明かした。
Vが所属するBTSは5月21日に全編英語詞のデジタルシングル「Butter」をリリース。「バターのように柔らかく溶け込んできみを魅了する」という歌詞が印象的な同曲は、リリースされるや世界各国で爆発的なヒットを記録。なんとアメリカでは、ビルボードのシングルチャート「HOT 100」にて7週連続1位を獲得、はやくも今年の夏を代表する一曲となった。
【動画】BTS「Butter」ミュージック・ビデオ
「Butter」の発売を記念し行われたWeverse Mazazineとのインタビューにて、Vはミュージック・ビデオの撮影前、予習としてハイティーン映画やミュージカルをたくさん観たことを告白。そんなある日、YouTubeで動画を漁っていたところ、ジョニー・デップが初主演を務めた青春映画『クライ・ベイビー』(1990年公開)の映像が偶然目に留まったのだという。
『クライ・ベイビー』から“強烈な印象を受けた”というVは、映画を見て感じたティーン特有の感性やエネルギー、独特な雰囲気を「Butter」のMV内で表現したのだそう。なんでも、撮影中はハイティーンらしさを意識していたと言い、特にがんばったのはエレベーターから出てくるシーンなのだとか。
同インタビューでは、ハイティーンな雰囲気を出すために、普段とは違う発声方法にチャレンジしたことも明かしたV。トップアーティストでありながらも、決して驕る(おごる)ことなく常に努力し続ける姿勢が多くの人々から愛される理由のひとつなのだろう。
☆Weverse Mazazineのインタビューはこちらから:
https://magazine.weverse.io/article/view?ref=main&lang=ja&num=212