とうとう愛をお金で買える時代がおとずれた。
ポーランド人インフルエンサーのマルタ・レンテルが、彼女の「デジタル形式の愛」をNFT(非代替性トークン)にて25万ドル(約2,742万1,300円)で売却したと明かしたのだ。マルタ・レンテルは7月13日、今回の購入の証として匿名の購入者と1度デートすることに同意したという。
この投稿をInstagramで見る
現実世界ではモデルでありユーチューバー、さらには65万4000人のフォロワーを抱えるインルンエンサーとして活動している彼女だが、今回愛を販売した人物はオンライン上でマルティ・レンティと名乗っている。マルタによるとこの人物はマルタ自身とは異なると主張する。
Insider紙の取材に応じたマルタは、「インターネット上にあるものはすべて物理的なものではなく、私のオンライン上の人格の一部なのよ」と語った。
なおマルタは自身のウェブサイトにて、「私の名前はマルティ・レンティ。これは私の本名ではありません。しかし、インターネットを舞台とする別の世界からやってきたデジタルバージョンの私なのです」とつづっている。
マルタは今後、オリジナルの画像ファイルや動画など、あらゆる無形資産をNFTで販売する計画をしており、その収益は慈善事業に投資したいと語っていた。
「デジタル形式の愛を売り買いすることは、裕福で安定した男性と結婚することと同じではないかしら」と語ったマルタは、今回購入した匿名の人物が「裕福な女性もしくは子供の可能性もある」と付け加えていた。
NFTの市場は現在、仮想もしくは無形の資産を安全に取引できるとして活発化している。最近では、ツイッター社のCEOジャック・ドーシーの最初のツイートがNFTで290万ドル(約3億1,808万)で売買されている。
tvgrooveをフォロー!