人気歌手のビービー・レクサ(31)が、TikTokに下着姿でボディ・ポジティブを訴える動画を投稿した。
ありのままの自分の体を受け入れようとする、いわゆる「ボディ・ポジティブ」を推進するセレブとして知られるビービーが、TikTokに大胆に下着姿で踊りながら自分の体重を公開する動画を投稿し、大きな話題を集めている。
ビービーは、ニッキー・ミナージュの「Good Form」に合わせて踊りながら、「私の体重は何キロだと思う? 」「私の体重が何キロでも、私が悪いビッチに変わりはないから。でも、74キロを標準にしよう! 」と、自身の体重を初めて公開し、やせていることが美徳とされる現代社会に一石を投じた。
ビービーはこれまでも、ボディ・ポジティブ・ムーブメントを推進する活動を積極的に行ってきた。先月にはランジェリーブランド「アドア・ミー」とコラボし、ボディ・ポジティブを押し出したコラボラインを発表した。今回の動画で着ていた下着もそのコラボ商品である。
ビービーはこのコラボが発表された際、「私はボディ・ポジティブとインクルーシブ(多様性の尊重)を本当に大切にしていて、長年に渡ってこれを推し進めてきたブランドとコラボすることができて、とても興奮しているわ」と述べたほか、「ステレオタイプなポップスターではない1人の女性として、世の中の女性が自分の体を愛し、どんな体型でも美しいと感じるようになることを願ってる」と、社会に対する自身の願いを語っている。
また、昨年のインタビューの中では、「健康的な食事をして、水をたくさん飲んで、ちょっとでも運動するととても気分が良くなるの。自分をより健康的で、よりセクシーに感じることは自分自身にとって大切なのよ」とコメントし、健康的な食事やエクササイズをすることは、誰のためでもなく、自分のために行うものであることを強調していた。
ビービーが訴えたかったのは、「美しさの価値観を決めるのはいつだって自分自身。自分らしさと向き合ってこそ、本当の美しさと出会えるのだ」ということだろう。
誰かと比較した“自分”ではなく、その時々の“ありのままの自分”を大切にし、体型も含めた自分自身を愛す。それこそ彼女がめざすボディ・ポジティブな姿勢なのだろう。
映画・海外ドラマ関連を中心に、洋楽や海外セレブ情報も発信。カルチャーとファンの距離を縮める、カルチャーをもっと楽しめるコンテンツをお届け!
☆X(旧Twitter)で最新情報を発信中!今すぐフォロー!