シモーネ・バイルズが、再びオリンピックの舞台に立つ。
体操女子アメリカ代表であるシモーネ・バイルズ選手は、現在開催されている東京2020オリンピックの、体操女子団体決勝に出場。1種目目の跳馬でミスがあり、メンタルヘルスの状態やケガの恐れを危惧し、2種目目以降の演技を棄権する決断を果たした。
バイルズ選手が大きな決断をした勇気に多くの人々がエールを送り、その後彼女はツイッターにて支援する人々へ感謝のメッセージとして、「あふれる程の愛とご支援の声をいただき、自分が成績や体操以上の存在であると気づくことができました。これは私がこれまで信じきることができなかったことです」と投稿した。また、アメリカ代表チームは団体として銀メダルを獲得した。
the outpouring love & support I’ve received has made me realize I’m more than my accomplishments and gymnastics which I never truly believed before. 🤍
— Simone Biles (@Simone_Biles) July 29, 2021
そんなバイルズ選手が、本日開催される予定の女子種目別、平均台の決勝に出場することが明らかになった。
バイルズ選手は、メンタルヘルスを優先するため、個人総合と種目別跳馬、段違い平行棒、ゆかの決勝を棄権していたが、今回平均台決勝に出場するエントリーを果たしたのだ。
体操アメリカ代表チームの公式ツイッターは「明日の平均台決勝で2人の米国アスリート、スニーサ・リーとシモーネ・バイルズの出場が決定しとてもうれしく思います。2人の選手を見るのが待ちきれません!」とツイートした。
We are so excited to confirm that you will see two U.S. athletes in the balance beam final tomorrow – Suni Lee AND Simone Biles!! Can’t wait to watch you both!
— USA Gymnastics (@USAGym) August 2, 2021
これはバイルズ選手が今年のオリンピックでメダルを争う最後の機会となる。今回もまた注目の演技となりそうだ。