故ダイアナ元妃の撮影などを手がけたイギリス王室のフォトグラファーが、Insider紙のインタビューの応じ、ヘンリー王子とメーガン妃に対する思いを語っている。
ケント・ギャビンは何年にもわたってデイリー・ミラー紙に所属する王室のフォトグラファーをつとめてきた。彼はこれまで多くの時間をかけて、故ダイアナ元妃の記録を残している。ギャビンは、故ダイアナ元妃とチャールズ皇太子の結婚式やウィリアム王子の洗礼式、ロイヤルツアーなど、多くの時間を故ダイアナ妃と共にする内に、親交を深めていった。そのため、王族としての生活が故ダイアナ元妃にどのような影響を与えたのか、よく理解しているという。
そんな彼は、2017年にヘンリー王子とメーガン妃の婚約が報じられた際、2人の関係は王室のプレッシャーに耐えることができないのではと感じたという。
ギャビンはインタビューの中で、「ヘンリー王子がメーガン妃と結婚するというニュースが報じられたとき、私は同僚と周りの数人に、『この結婚は3年と持たないよ』って言ったんだ」と語った。かつてハリウッドの世界で活動していた人が、君主制とうまくやれるはずがないと考えたという。ギャビンは「ハリウッドで活動し、美しく自信にあふれたメーガン妃のような女性がこのシステムに耐えられるとは思えない。ダイアナ妃でさえできなかったのだから」と続けた。
しかし、ギャビンのこの予想は外れてしまうことになる。今年5月、夫妻は3度目の結婚記念日を祝福したのだ。
なおメーガン妃は今年3月、アメリカの大物司会者オプラ・ウィンフリーとのインタビューにて、イギリス王室にあまり関心がない環境で育ったことから、エリザベス女王に面会する際に決まった挨拶の仕方があることなどを知らなかったと明かしていた。
ヘンリー王子夫妻は昨年王室を離脱し、現在はアメリカで2人の子供とともに暮らしている。
