人気歌手/女優のセレーナ・ゴメスの腎臓移植手術のことが、あるドラマの中でジョークとして使われ、これにファンたちが激怒している。
そのドラマというのが、米CBSを代表する本格法廷ドラマ「グッド・ワイフ」の最終話から1年後を描くスピンオフドラマである「The Good Fight/ザ・グッド・ファイト」だ。
同ドラマのシーズン5の第4話で、マリッサ(演:サラ・スティール)、ジェイ(演:ニャンビ・ニャンビ)、ジム(演:イファダンシ・ラシャド)が会話しているシーンがあり、その中で、キャンセル・カルチャー(有名人が問題発言や行動をした際にネット上でバッシングされること)の話題になり、とある放送番組から脚本に関する依頼を受け、法的に考えて、ジョークを放送するのには許可が必要なのではないかという話に。
まずジェイが「ジョークにできないことってある?」と聞くと、ジムが「死体愛好症とか?」というと答え、これにメリッサが「いいえ、それはおもしろいかも」と返答。そこでジェイが「自閉症」と言うと、続けてジムが「セレーナ・ゴメスの腎臓移植手術」と、セレーナが持病ループスのために治療を行った、腎臓移植手術について触れたのだ。
このシーンにセレーナのファンたちは激怒。「#セレーナに敬意を」というハッシュタグがトレンド入りを果たした。
これを受け、セレーナ本人がツイッターにてコメントを発表した。「テレビ番組で臓器移植についてのジョークを書くことがどうして流行るのか私はわかりませんが、悲しいことにそうなったみたいですね。次に脚本家たちの間でこういった下劣なジョークが提示されたときは、すぐに注意を受け放送されないことを願います」「私のファンたちはいつも私の味方でいてくれる。愛しています。可能であれば臓器提供者になるための登録をよろしくお願いします」と書きつづった。
My fans always have my back. LOVE YOU. If you are able to please sign up to be an organ donor https://t.co/4GSEiHEfEf
— Selena Gomez (@selenagomez) August 3, 2021
最近もテイラー・スウィフトや、スキ・ウォーターハウスが、自身の交際がドラマのネタにされ、もっと敬意を持つべきだと訴えかけていた。