女優のルーシー・ボイントン(27)が、今度は象徴的な歴史上の人物を演じるようだ。Deadlineが伝えている。
ルーシー・ボイントンといえば、映画『ボヘミアン・ラプソディ』メアリー・オースティン役や、『シング・ストリート 未来へのうた』で知られ、現在売れっ子の女優。また私生活では、『ボヘミアン・ラプソディ』で共演したラミ・マレックと3年交際している。
報道によると、ルーシー・ボイントンは、新作映画『Chevalier de Saint-Georges(原題)』の中で、フランス国王ルイ16世の王妃で、フランス革命で処刑されたマリー・アントワネットを演じるという。
『Chevalier de Saint-Georges』は、“黒いモーツァルト”と呼ばれた、フランスの作曲家ジョゼフ・ブローニュ・シュヴァリエ・ド・サン=ジョルジュの伝記映画で、主演は映画『WAVES/ウェイブス』で知られる俳優のケルヴィン・ハリソン・Jrが演じることがすでに決定している。また監督は『ウォッチメン』の監督で知られるスティーヴン・ウィリアムズが務める。
物語の背景として、1745年にフランス領カリブ海で生まれたド・サン=ジョルジュは、プランテーションを営む地主とウォロフ族出身のアフリカ奴隷の女性の間に生まれた。そんな彼はフランス社会で信じられないほどの地位を得て、ヴァイオリニスト兼作曲家、そしてフェンシングのチャンピオンとして活躍する。しかしド・サン=ジョルジュは、フランスの貴婦人との不運な恋愛と、マリー・アントワネットの不和などにより、彼の早すぎる転落につながってしまった。そんな彼の栄枯盛衰を描いた作品となっているようだ。
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