モデルのケンダル・ジェンナーが、イタリアのファッションブランド「リュー・ジョー」から訴えられている。
リュー・ジョーはケンダル・ジェンナーが予定されていた2回の写真撮影のうち2回目に現れなかったとして、契約違反で訴えたという。原告側のリュー・ジョーによると、ケンダルとは2回の撮影で150万ドル(約1億6,452万円)プラス20%のサービス料を支払う契約を結んでいたそうだ。
一方、ケンダル側は契約に違反したことを全面否定しているという。
TMZが報じたところによると、ケンダルは2019年、リュー・ジョーの2020春夏コレクションで最初の撮影に参加し、130万ドル以上を受け取っていた。しかし2020年3月にその年の秋冬コレクションの撮影を行う際、ケンダルは新型コロナウイルス感染拡大を理由に撮影地ロンドンまで飛ぶことを取りやめた。そのためリュー・ジョー側は日程を2020年秋に再調整したが、ケンダル側はこれらの提案を全て却下したそうだ。
最終的にケンダルはリュー・ジョー側の提案に一切返事をしなくなったことから、リュー・ジョー側はケンダルに対し、契約違反にあたることと、今後の契約を停止する旨を伝えていた。
この主張を受けて、ケンダル側から支払った契約金が返金されることはなかったという。
ケンダルが所属するモデル事務所The Society Managementの担当者は「訴訟は無意味なものだ」とし、「ケンダル・ジェンナーさんに代わり、弊社は常に、新型コロナウイルス感染拡大により延期された撮影日程と撮影場所の再調整を提案してきた」とリュー・ジョー側とは正反対の主張をしている。
またTMZは、ケンダルが「契約を守り、サービスを完了することを自ら申し出ている」とも報じている。
tvgrooveをフォロー!