20年前、人気ファンタジーシリーズ『ハリー・ポッター』の劇場版が初めて公開された。これまで小説の中で想像するしかなかったキャラクターたちが、映画の中で具現化され、ハリー・ポッターの世界を誰にでも同じようにイメージできるようになったのだ。
そして20周年を記念した今年、劇場版第1作『ハリー・ポッターと賢者の石』は3Dや4D上映がなされるなど、さまざまなお祝い企画が予定されている。
また、ブロック玩具メーカーLEGO(レゴ)社が初めて『ハリー・ポッター』のセットを販売したのも20年前のことだ。そしてそんなレゴ社もこの度、20周年を祝した「ホグワーツ・アイコン・コレクターズ・エディション」を新たにリリースするという。
3,010ピースからなるこの新コレクションを組み立てると、ホグワーツの開封した手紙を持つヘドウィグ(白ふくろう)を中心とした作品が出来上がる仕組みとなっている。ヘドウィグは翼を広げ、トム・リドルの日記など数冊の本の上にのっている。そしてその周辺をハリーの丸メガネや魔法の杖、ダンブルドアのカエルチョコレートカード、魔法薬のビン、金のスニッチ、そしてホグワーツのマフラーといった作品ならではの小物たちが取り囲んでいるのだ。
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さらにカエルチョコレートカードの中にいるダンブルドアのミニフィギュアの脇には、マクゴナガルやハグリッドのミニフィギュアが並んでいる。
レゴデザイナーのマルコス・ベッサは今回の企画について、「ハリー・ポッターの魔法はずっとあなたのそばで続いていきます。この新しいレゴセットは、『ハリー・ポッター』とこの作品を発見した素晴らしい人々の20周年をお祝いする私たちなりの方法なのです。コレクションの中にある全てのアイテムはクィディッチの試合での勝利から魔法薬の材料、そして全ての始まりとなる手紙まで全てが詰まっています。新コレクションを組み立てることで、ウィザーディングワールドのファンもレゴのファンも、その懐かしい記憶がよみがえることでしょう」と語っている。
新コレクションはアメリカにて今年9月2日、250ドル(約2万8000円)で発売される。