人気歌手で女優のセレーナ・ゴメスが、自身のブレイクのきっかけとなったディズニー・チャンネル時代を振り返っている。
セレーナ・ゴメスといえば、2008年から2012年にかけて放送されたディズニー・チャンネルのドラマ「ウェイバリー通りのウィザードたち」で主演を務めブレイクを果たした。
その後セレーナは歌手活動、映画出演、さらにプロデュース業が中心となっていたが、8月31日からHuluで配信される、犯罪コメディ・シリーズ「Only Murders in the Building(原題)」で、「ウェイバリー通りのウィザードたち」以来約9年ぶりにドラマ復帰することが話題となっている。
そんなセレーナが、新作ドラマのプロモーションのため、「TCA Summer 2021 Tour」でインタビューに応じた。
9年ぶりのドラマにセレーナは自身の成長を感じたようで、より作品の役に引き寄せられたという。「私は幼少期にディズニーに人生を捧げましたが、自分が何をしていたのか、わかっていませんでした」「私がこの作品をやりたいと思った最初の理由は、素材の洗練の度合いがよかったからなの」と、今回のドラマの内容にとても満足し引き受けていたことを明かした。
さらにセレーナは、ディズニー・チャンネル時代を振り返り、「撮影のセットで私は走り回っていたわ」と、当時はまだまだ子供であったことを明かし、今回の作品では、スティーヴ・マーティン、マーティン・ショートといった大御所俳優たちから「すべての知恵を吸収するスポンジになっている」とジョーク混じりに明かした。
9年ぶりのドラマ復帰についてもセレーナは「テレビに戻るのは本当にいいことだし、実際の年齢としてキャストされるのもううれしい。今までそういうことがなかったから」と、ベビーフェイスであるがゆえに、実年齢よりも幼い役でキャストされることが多かったセレーナにとって、年相応の役を受けることができたという点も本人にとってうれしいことだったようだ。
セレーナのドラマ復帰作「Only Murders in the Building」は、Huluにて8月31日より配信スタート。