NEWS

『MINAMATAーミナマター』がアメリカでまだ公開されないのは、ハリウッドがジョニーのことを「ボイコットしている」ことが原因? ジョニーが名誉毀損裁判での敗訴後初めてインタビューに応じる

ジョニー・デップ NEWS
ジョニー・デップ

人気俳優のジョニー・デップ(58)が、名誉毀損裁判で敗訴して以来初めて受けたインタビューが話題となっている。

ジョニー・デップといえば、元妻で女優のアンバー・ハードとの泥沼離婚裁判後、イギリスのサン紙が、ジョニーのことを「DV夫」と表現したことで、名誉毀損裁判を起こしていたが、昨年末、ジョニー側の敗訴が決定。その後ジョニー側は上訴しようとしたが、棄却されてしまった。

そんなジョニーが、今回最新インタビューの中で、彼の最新映画『MINAMATAーミナマター』が、まだアメリカで上映されていないことについて自身の見解を述べた。

同映画は、熊本県水俣市のチッソ水俣工場による工業排水を原因とし、現在まで補償や救済をめぐる問題が続く日本における“四大公害病”のひとつ水俣病と、その存在を世界に知らしめたのが、写真家ユージン・スミス氏(演:ジョニー・デップ)の姿を描いた作品で、日本では9月23日(木・祝)に全国公開される。

MINAMATAーミナマター』は最近イギリスで公開されたが、現時点で配給会社のMGMはアメリカでの映画の公開日を設定していない。監督のアンドリュー・レヴィタスは、ジョニーの法的な問題を理由に、MGMが「映画を葬っている」と主張しているのだ。

しかし主演のジョニーは、自身の問題とは関係なく、映画は見られるに値するものだと主張。The Sunday Timesのインタビューでジョニーは、「この映画は敬意を表するでしょう。私たちは合意を守ったと信じていますが、後から来た人たちも彼らのものを維持するべきです。一部の映画は人々に感動を与えます。そしてこの作品は水俣市の人々や、同様のことを経験する人々に影響を与えます」と映画の価値を主張。

さらにジョニーは「そして何のために…ハリウッドのボイコットのためですか?過去何年にわたって、一人の男、一人の俳優が不快で厄介な状況にいるせいなのか?」と、自身の想いを訴えた。

そして「しかしながら、僕は物事を明らかにするために、必要な場所へと向かっているんだ」と、ジョニーは今後も真実のために闘う姿勢も見せた。

tvgrooveをフォロー!