人気スパイ映画『007』シリーズのジェームズ・ボンド役などで知られる俳優のダニエル・クレイグ(53)は、自身の娘たちに遺産を相続させる気はないようだ。
ダニエル・クレイグといえば、6代目ジェームズ・ボンドとして知られ、映画『007 カジノ・ロワイヤル』(2006年)から5作品演じた。また映画『ナイブス・アウト』(2019年)では、ゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネートされるなど、長年売れっ子俳優として活躍している。
ダニエルがこれまでに築いた資産はおよそ1億8000万ドル(約200億円)と言われているが、しかし彼は娘たちに相続させるつもりはないのだという。
雑誌「Candis」のインタビューでダニエルは「裕福な人として死んだら、失敗してしまうという古い格言がありましたよね?アンドリュー・カーネギー(アメリカの実業家)は現在の金額にして約110億ドル(約1兆2000億円)を寄付しました。彼は自分のための資産も保持していたに違いないので、彼がどれほど裕福だったかがわかります」と、アンドリュー・カーネギーを例えに出して話し始めた。
さらにダニエルは「でも僕は多額のお金を次世代には残したくないのです。遺産相続というのはかなり嫌なものだと思う。僕の哲学は、死ぬ前にそれを使い果たすか、あげてしまう(寄付する)かなのです」と、自身の考えを明かした。
ダニエルには、元妻で元女優のフィオラ・ロードンとの間に現在29歳になる娘のエラ、そして現在の妻で女優のレイチェル・ワイズとの間にも2018年に娘が誕生している。
過去に歌手のスティングも、自身の300億円以上ある資産は、子供たちに相続させないと明かし、その理由はダニエルと同じように、子供たちにトラブルを引き起こさせないためであると理由を明かしていた。
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