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『ブラック・ウィドウ』の報酬をめぐり裁判中のスカーレット・ヨハンソン、彼女の弁護人がディズニー側のコメントに反論! 「女性差別的な攻撃」

スカーレット・ヨハンソン FILMS/TV SERIES
スカーレット・ヨハンソン

女優スカーレット・ヨハンソンからの提訴を受けて、コメントを発表した米ディズニー社。これに彼女の弁護人が反論している。

スカーレット・ヨハンソンといえば先日、自身が主演したディズニー制作の映画『ブラック・ウィドウ』の報酬をめぐって同社を相手取り、裁判を起こしていた。

『ブラック・ウィドウ』は米国全土の映画館と、ディズニー社が提供する動画配信サービス「ディズニープラス」の有料サービス「プレミアアクセス」の両方で同時公開された。

スカーレットの主張では、彼女が興行収入から得られる報酬は劇場公開分のみで、プレミアアクセスによる収入分が含まれていないというのだ。

これを受けディズニー社は20日(金)に声明を発表。調停に持ち込むことを希望した。

ディズニー側の弁護人によると、以前からスカーレットとの間で、彼女の『ブラック・ウィドウ』出演に起因したり、関連したり、つながりのある全ての請求は機密扱いされ、拘束力のあるニューヨークでの調停に提出されることに合意していたという。そして同社はこの声明をもって、今回の騒動を非公開にしようとしているのだ。

この動きに反対するように、スカーレットの弁護人が声明を出した。

弁護人ジョン・ベルリンスキはDeadline紙に対し、「ディズニー社は当初、スカーレットに対して女性差別的な攻撃でこの訴訟に対応し、その後やはり予想通り、自分たちの不正を非公開にしようとしている」とのコメントを寄せた。

コメントはさらに、「どうしてディズニー社は、このケースが公になることを恐れているのか?なぜならマーベルが『ブラック・ウィドウ』を他の作品と同様、通常の劇場公開にすると約束したことは、ディズニー社が『ディズニー・プラス』への加入者数を増加させたとしても、興行収入に影響が出ないようにすることを保証するためだと知っているからです。今の状況はまさしくその通りと言えるだろう。今後、これらを決定づける圧倒的な証拠を提出することを楽しみにしている」と続いている。

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