人気歌手で女優のセレーナ・ゴメスは、自身が出演する新作ドラマ「Only Murders In the Building(原題)」の共演者たちと、意外な形で仲を深めていたようだ。
動画ストリーミング・サービス「Hulu」で8月31日から全米で配信される、犯罪コメディ・シリーズ「Only Murders in the Building」。本作は、セレーナ・ゴメス、そして映画『天国から落ちた男』や『花嫁のパパ』への出演で知られる俳優でコメディアンのスティーヴ・マーティンと、映画『サボテン・ブラザーズ』や、同じく『花嫁のパパ』で共演を果たしたマーティン・ショートが出演することで話題だ。
そんな中、セレーナが撮影時の共演者たちとのあるエピソードを明かしてくれた。
雑誌「ELLE」の最新号に登場したセレーナは、ドラマの話になると「台本の中に『彼女はOGです』というセリフがあったの。そしてスティーヴが立ち上がって『誰かOGの意味を教えてくれませんか?』って言ったの。もう笑い死ぬかと思っちゃった(笑)」と明かした。
OGとは、「オリジナル・ギャングスタ」の略のヒップホップ用語で、伝説的な人物、古き良き人といった意味を持つ。スティーヴはこの意味がわからなかったようで、正直にセレーナたちに意味を尋ねていたようだ。
さらにセレーナは共演者たちに、カーディ・Bとミーガン・ジー・スタリオンの楽曲「WAP」の歌詞を教えたという。同曲のタイトルは濡れた女性器の意味で、性的なワードが連発されることで話題となった楽曲だ。
そんな楽しいやりとりもありつつ、またマーティンは「セレーナはすばらしい女優だよ。彼女にはあたたかさと愛らしさがあるんだ」というと、スティーヴは「彼女の静かでありながらパワフルな演技にノックアウトされたよ!」とセレーナの演技を絶賛した。