マーベル・シネマティック・ユニバースの『スパイダーマン』シリーズ最新作、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の予告編がついに公式に公開された。しかし、公式の予告編公開の前に、動画がネットに流出する事件が起きていた。
先週末、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の予告編が流出し、ソニーはインターネット上から削除したり、クリップを無効にする作業に追われたようだ。ネット上には、「リークされた予告編で、トビー・マグワイアとアンドリュー・ガーフィールドの復帰が確認された」という話題で持ちきりになった。
大騒ぎとなったが、ソニーはツイッターで公式予告編を公開後、「これが正式な予告編です」と綴った。
the OFFICIAL HD teaser trailer*
— Spider-Man: No Way Home (@SpiderManMovie) August 24, 2021
正式な予告動画の後半ではマルチバースが出現した後が描かれ、そこには、サム・ライミ監督版『スパイダーマン』(2002)に登場するグリーンゴブリンの武器であるパンプキンボム、そして『スパイダーマン 2』(2004)に登場したドック・オクことDr.オクタビアスがピーターの前に立ちはだかる。
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は、他のどの超大作よりも多くの憶測を呼んでいる。これまでスクリーンでスパイダーマンを演じてきたトビー・マグワイアとアンドリュー・ガーフィールドや、そのほかのキャラクターがカムバックするとのウワサが以前より絶えないが、否定されることも多い。実際にトム・ホランドも「彼らは本作には登場しない。彼らがぼくに隠してるんだったら別だけど」とコメントしていた。
今回発表された公式予告では、トビーとアンドリューの姿は確認できないが、新たな予告編に期待を高めるファンも多い。