人気歌手で女優のセレーナ・ゴメスが、双極性障害(躁うつ病)と診断されたときの心境を明かした。
セレーナ・ゴメスといえば、昨年4月、人気歌手で女優のマイリー・サイラスのインスタグラムの生配信番組「Instagram Live show Bright Minded」に出演。対談の中で、双極性障害と診断されていたことを告白した。
アメリカの国立精神衛生研究所によると、双極性障害とは、気分、エネルギー、活動レベル、集中力、及び日常業務を遂行する能力に、異常な変化を引き起こす精神障害であると発表している。
セレーナといえば、難病ループスを患っていることで知られ、治療の一環で腎臓移植手術をしたことを発表。その後も化学療法をおこない、また恋愛面でも大失恋を経験。メンタル面では、長年、うつ病、不安症に悩まされてきていることもオープンにしており、そしてついに双極性障害と診断された。
雑誌「ELLE」の最新号のインタビューの中で、双極性障害を診断されたことについて「それがわかったとき、重い肩の荷が降りた感じがしたの。私は深呼吸することができて、そして『わかった。それならすごく納得がいく』って感じだったの」と、自身のメンタルヘルスにおける原因を追求できたことが彼女にとって大きかったようだ。
これまで激動の人生を送ってきているセレーナは、「全てのことに正直、負けてしまいそうだった。何かを経験するたびに『他に何が起こるの?私は今度は何に対処しなきゃいけないの?』という感じだったの」と明かし、それでも強さを維持することができるのは、「他者を助けたい」という気持ちが原動力になっていることを明かした。
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