王室関連の著者スチュアート・ピアースによると、これまでかなり溝が深いとされていたウィリアム王子とヘンリー王子の関係が、少しずつ改善し始めているという。これに伴い、それぞれの妻キャサリン妃とメーガン妃の距離も近づいているそうだ。
「4人はZoomやFaceTimeで会話をしているようだよ」と語ったスチュアート・ピアースは、「それぞれの距離がかなり近づいているようだ」と続けた。
一方、ピアースによると、ウィリアム王子夫妻とヘンリー王子夫妻は「まったく異なる」という。
「彼らはそれぞれ、異なる視点で世界を見ているんだ」としたピアースは、「何が意外かと言うと、彼らがそれぞれ完全に尊敬しあっていることだ。それでも、物の見方は異なっている」と語った。
なおピアースはこの4人の会話は非常にカジュアルなもので、キャサリン妃がキッチンで料理をし、ウィリアム王子がコーヒーを入れている間にZoomやFaceTimeでやりとりをしているのではないかとしている。
兄弟の不仲がささやかれ始めたのは、2019年、ヘンリー王子とメーガン妃のドキュメンタリー「Harry & Meghan: An African Journey」の中でヘンリー王子が「僕たちは別々の道を歩いている」と語ったことがきっかけだった。その数カ月後、ヘンリー王子夫妻は王室を離脱することを発表した。情報筋によると、ウィリアム王子はヘンリー王子のこの決断に大変傷つき、それでも今後は自分の家族をより大切にしていこうと前を向いたという。
さらに昨年3月、ヘンリー王子夫妻がアメリカに渡り、カリフォルニア州に自宅を構えたことにより、溝はさらに深まったと報じられた。
それでも今年に入り、フィリップ殿下の葬儀や、亡き母ダイアナ元妃の銅像公開セレモニーで兄弟が顔をあわせたことにより、関係が変化し始めたという。
また6月には、ヘンリー王子夫妻のもとに誕生した第2子リリベットちゃんを祝い、キャサリン妃が手紙とプレゼントを贈ったことから、妻同士も和解の道を進み始めたとされている。
近い将来、王室ファンが待ちに待った、笑顔で語り合う4人を見ることはできるのだろうか。