人気ラッパーカニエ・ウェストの新アルバム「ドンダ」のリスニング・イベントが、話題となっている。
現地時間8月26日、カニエ・ウェストは、もうすぐリリースする新アルバム「ドンダ」の3回目となるリスニング・イベントを故郷であるシカゴのSoldier Fieldにて開催。その様子は、Apple Musicにてライブ配信された。
会場の中央には、カニエの幼少期の家を再現。建物の上には、大きな十字架がつけられている。その家の外では、なんと同性愛者への差別発言で批判を受けているラッパーのダベイビー、そして過去に女性たちに性的虐待をしたとして告発、起訴されている歌手のマリリン・マンソンが登場。カニエはダベイビーとともにアルバム収録曲「Jail」をパフォーマンスした。
この曲は実際はジェイ・Z とコラボしたものだが、今回はダベイビーが代役となり、賛否両論となっている。またダベイビーとマリリン・マンソンの登場は、キリスト教徒であるカニエからの「赦し(ゆるし)」のメッセージではないかと言われている。
さらにカニエはなんと自身に火をつけ、燃えながら歩き回るという過激な演出も。その後、「No Child Left Behind」の楽曲が流れている途中で、カニエが現在離婚調停中の元妻でリアリティー・スターのキム・カーダシアンがなんとウェディングドレス姿で登場したのだ。
❤️ #Donda pic.twitter.com/BqEFUAaqe4
— Apple Music (@AppleMusic) August 27, 2021
キムが近寄ると、カニエは顔にかぶっていたマスクを取り、キムに向かって微笑み、そのまま会場を後にした。
この演出に、キムとカニエがヨリを戻したのではないかという声が上がっているが、情報筋によると、二人は復縁したわけではなく、今回はキムがカニエへのサポートのために、参加したと伝えている。
情報筋は「キムは、カニエと彼にとって非常に重要なイベントのためにそれを喜んで引き受けました」と明かしている。