映画『ハリー・ポッター』シリーズで、主人公のハリー・ポッター役を演じたことで知られる俳優のダニエル・ラドクリフ(32)が、当時共演したあの俳優について語っている。
現在新作ドラマ「Miracle Workers(原題)」のプロモーションを行なっているダニエル・ラドクリフは、人気トーク番組「The Late Show with Stephen Colbert」に出演した。
その中で司会のスティーヴン・コルベアが、『ハリー・ポッター』の話題を振った。撮影を始めた当初11歳であったダニエルが、現在になって、マクゴナガル先生役のマギー・スミスや、スネイプ先生役のアラン・リックマン、ロックハート先生役のケネス・ブラナー、シリウス・ブラック役のゲイリー・オールドマンといった様々なすばらしい役者たちと共演していたことを振り返ってどう感じるか感想を尋ねたのだ。
これについてダニエルは「マギーと会ったのは僕が9歳のときだったんだ。彼女が僕がハリー・ポッター役を務めるよう勧めてくれて、そして僕が演じることが決定したんだ。でも僕はまだ9歳だったから彼女がすごい人ということを知らなかったけど、僕の両親は『なんてこった、お前はマギー・スミスと一緒に仕事をするのか!』と驚いていたよ」と、当時のエピソードを明かした。
さらにダニエルは、インタビューの中でゲイリー・オールドマンへの想いを語っている。
ハリーは「僕が最初に魅了されたスターは、ゲイリー・オールドマンだった。僕は当時、彼がどんな人で、どんな演技をしているかを知って、その頃から僕は演技に対してより真剣になっていたんだよ」と、明かした。ゲイリー・オールドマンはこれまで『レオン』、バットマンの『ダークナイト トリロジー』『ウィストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』などに出演し、数々の賞を受賞している。
ゲイリー・オールドマンは『ハリー・ポッター』シリーズ3作目の『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』から出演。映画が2004年に公開されたとき、ダニエルは15歳であった。ダニエルはまだ10代前半ながらも、ゲイリーという役者にとても魅了されていたようだ。