世界中で1億8700万人が利用する巨大プラットフォーム「ツイッター」。このたび、このツイッターに新たな機能が備えられることとなった。
米ツイッター社が発表したのは「Super Follows(スーパーフォロー)」とよばれる機能で、今月1日(水)からスタートしている。
「スーパーフォロー」については、今年のはじめにも報じられている。一般のツイートとは異なり、月額料金を支払ったユーザーだけがコンテンツを見ることができるという機能だ。
月額料金は2.99ドル(約329円)、4.99ドル(約549円)、9.99ドル(約1,099円)と3段階に設定されている。
こちらの機能については今年6月から申し込みが開始された。同時にチケット制の有料音声配信サービス「Spaces(スペース)」への申し込みもスタートしている。
なおスーパーフォローやスペースの利用によりユーザーが得られる収入は課金による発生した収益の97%とされている。またユーザーが生涯でツイッターにより5万ドル(約550万円)の収入を得た場合には、その20%をツイッター社が受け取ることになるそうだ。
スーパーフォロー機能を申し込めるユーザーは限られており、最低10,000人のフォロワーがいること、18歳以上であること、過去30日間で25回以上ツイートしていることといった条件が設定されている。
ツイッター社はこの新機能により、会話がさらに促進されユーザーが多くのフォロワーにコンテンツを提供しつつ、利益をあげられることを想定しているという。
なお、現在この機能が利用できるのはアメリカとカナダのiOSユーザーのみで、世界的な運用は数週間後になるとのことだ。アンドロイドユーザーへの導入も、少し遅れることになるという。
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