メーガン妃によるいじめを告発していたイギリス王室のスタッフが、その主張を取り下げたと報じられた。
Entertainment Tonightによると、先月末に発売されたヘンリー王子とメーガン妃の伝記本「自由を求めて: ハリーとメーガン新しいロイヤルファミリーを作る」最新版の著者オミッド・スコビーとキャロリン・ドゥランドがこの本に追加したエピソードの中で、当時ヘンリー王子とメーガン妃の通信秘書を務めていたジェイソン・クナイフ氏が正式な申し立てを行った際に、「メールで言及した2人のスタッフは、メーガン妃の行為について王室の人事部に行った告発を取り下げるよう要求している」としたという。
メーガン妃によるいじめ疑惑は今年3月、タイムズ紙によって報じられた。2018年10月にジェイソン・クナイフ氏がヘンリー王子とメーガン妃に仕えていたスタッフからの訴えを受け、当時の上司にメールで報告したことがリークされたことがきっかけだった。なおこの件が報じられたのは世界中で物議をかもしたヘンリー王子とメーガン妃のオプラ・ウィンフリーとのインタビューの数日前のことだった。
従業員の名前を伏せた人事部への告発文には、「サセックス公爵夫人が過去1年間で2人のスタッフをいじめ、退社させたことを非常に懸念しています。Xさんへの行為は受け入れられるものではありません」とつづられ、「夫人は常に誰かを近くにおくことに常に熱心でした。彼女はYさんをいじめ、自信を失わせたのです。Yさんに対する夫人の容認できない態度を目撃した人々から多くの訴えがありました」とされていた。
ところが、このクナウフ氏の告発はスタッフたちの許可なく行われたものだったというのだ。
今年3月、ある関係者がHarper’s Bazaarの取材に対し、「このことを知った2人は、『取り下げてほしい』『正式な苦情として受け取られないようにしてほしい』と訴えたそうだ」と語っていたという。
