女優のアンジェリーナ・ジョリーが、元夫で俳優のブラッド・ピットとの結婚生活中、子供たちの安全を心配していたと明かした。
アンジェリーナ・ジョリーは来月、若者たちに普遍的な権利である自由と平等について学んでもらうために共同執筆した著書「Know Your Rights and Claim Them: A Guide for Youth」の出版を控えている。
この本のPRをかねてThe Guardianのインタビューに答えたアンジェリーナは、ブラッド・ピットとの結婚生活の中での体験についてたずねられた。
アンジェリーナは現在、子供たちの親権をめぐって法廷闘争中であることから「話せない」としたものの、子供たちの権利が侵害されることを懸念して離婚に踏み切ったこと、そしてブラッドに対してDVの申し立てを行ったことについてはうなずくような仕草で答えていた。
さらに、子供たちの安全を危惧していたかと問われたアンジェリーナは、「ええ、私の家族の。家族全体の」と答えた。
なお親権裁判について、長男マドックス君が法廷でブラッドについて証言する予定だと報じられていたが、アンジェリーナによると、結果的にマドックス君は法廷での証言を拒否したという。
ブラッドについては、ブライベードジェット上でマドックス君に対し虐待を行っただけでなく、他の子供たちにも言葉や肉体的な暴力があったという疑惑が持たれている。
アンジェリーナはそれらを「恐ろしい」とした上で、「子供たちは父親と離れるべきだという考えに至るまで、多くの過程があったの」と明かした。
それでも今後の展望について思いを巡らせたアンジェリーナは、家族が前を向くことを望んでいるとし、「私たち全員。父親も含めてね。みんなが回復して、平和になってほしいと思っているの。いつだって、私たちは家族なんだから」と語った。