『プラダを着た悪魔』や『ラブリーボーン』などで知られる人気俳優のスタンリー・トゥッチ(60)が、3年前にガンと闘っていたことを新たなインタビューで明らかにした。
アカデミー賞にノミネートされた経験もある実力派俳優のスタンリー・トゥッチは、ヴァージンアトランティック航空の機内誌「ヴェラ」との新しいインタビューの中で、彼の舌の根元に腫瘍が見つかり手術するには大きすぎたため、放射線と化学療法を行って腫瘍を取り除いたと明かした。スタンリーは、「病気になる前よりもずっと歳をとったような感覚になる。それでも前に進みたい、物事を成し遂げたいと思うものなんだ」と心境を語った。
2009年、スタンリーは最初の妻であるケイト・トゥッチさんを乳がんで亡くしている。そんな彼は、彼女が行っていた治療を受けたくないと思っていたという。「そんなことは絶対にしないと誓った。なぜなら、私の最初の妻はガンで亡くなったんだけど、彼女が何年も治療を受けているのを見るのは恐ろしいことだったからね」。
幸いなことに、スタンリーのガンが再発する可能性は低いという。彼には双子の子どもがいるが「私は6ヶ月間、栄養チューブをつけていました。双子の高校の卒業式に出るのがやっとだった」と辛い時期もあったことを告白している。
さかのぼること2021年1月、スタンリーは最初の妻を失ったことについて「11年経った今でもツライ」とインタビューで語った。「いまだにツライし、これからもずっとツライでしょう」「それでも彼女は、私たちがその悲しみに浸ったり、その悲しみによって人生を支配されたりすることを望んでいません。彼女はそういう人じゃなかった」と語っていた。
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