ガールズ・グループ プッシーキャット・ドールズのリードシンガー、ニコール・シャージンガーが、グループの創設者であり振付師のロビン・アンティンから高額な訴訟を受けているという。今週金曜、ロサンゼルス高等裁判所に提出されたそうだ。The Hollywood Reporter が報じている。
申立書によると、ニコール・シャージンガーはかつて、グループの再結成に合意していた。
その上で、株式の49%を受け取ることを条件にロビン・アンティンとの「プッシーキャット・ドールズに関する新事業」に契約。基本合意書を作成していたのだった。
今回の訴訟では、ニコールが今になって、新型コロナウイルス感染拡大にともない再結成ツアーのもともとの日程がキャンセルされたことを理由に参加することを拒否し、さらに契約の見直しを求めていることがきっかけとなったようだ。
ニコールは現在、株式の75%と最終決定権の所有を求めており、これが確約されない限りツアーに参加しないと主張しているという。
そしてこの訴訟により、ツアーの日程を確定することが困難であるため、催行するLive Nationが当初の資金である60万ドルを要求していると報じられている。
1995年、ロビンによってバーレスク一座として結成されたプッシーキャット・ドールズは、その過激な歌詞とパフォーマンスが人気を呼び、「Don’t Cha」や「Stickwitu」などの楽曲が大ヒットしたことにより一躍人気グループとなった。
中でもリードシンガーのニコールは飛び抜けてブレイクしたが、彼女の歌唱パートが多かったことは他のメンバーとの確執を生んだ。
結果として、グループは2010年にニコール以外のメンバーが脱退。ニコールもソロ活動に移行し、事実上解散している。
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