スパイダーマンの宿敵のダークヒーローを描いたトム・ハーディ主演『ヴェノム』。その続編となる『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』が2021年に劇場公開される。公開に先駆け、本作で監督を務めたアンディ・サーキスが、興味深い見解をシェアしてくれた。
アンディ・サーキス↓↓
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アンディ・サーキスといえば、俳優、そしてモーションアクターとしても活躍。『猿の惑星:創世記』でチンパンジーのシーザーを、そして『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズではゴラムを演じたことでも知られている。そのほか、『スター・ウォーズ』作品などで成功を収めており、数々の大ヒット映画に携わってきた。そんな彼が『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』の監督を務めることが発表された際、多くのファンがよろんだ。彼がヴェノムのストーリーをどのようにアプローチするのか、1作目とどのように違うのかなど、公開前から注目が集まっている。
そんな中、サーキス監督は、本作の自身の見解をComicBookのプロダクションノートの中で明かした。彼は「この映画はラブストーリーです。しかし、みなさんが想像するようなラブストーリーではありません。この映画はシンビオートとホストの間の並外れた関係についてなのです。どんな恋愛にも落とし穴があり、高い位置にあることも、低い位置にあることもあります。ヴェノムとエディの関係は、必ず問題とストレスを引き起こし、お互いに憎しみに近い感情を抱いているのです。しかし、彼らはお互い一緒にいなければいけない。お互いがいなければ、生きていくこともできません。それが仲間であり、愛でもあるのです」と、ヴェノムとエディの関係は、人間関係の本質のようなものだとコメントした。
『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』では、原作コミックでは「もうひとりのヴェノム」という異名をもち、底知れぬ強さと残虐性をもつカーネイジが登場し、大殺りくを開始する。果たしてどんなストーリーに仕上がっているのだろうか。ファンは期待を高めている。