『アメイジング・スパイダーマン』シリーズでスパイダーマンを演じた俳優のアンドリュー・ガーフィールドが、作品の意思決定プロセスをめぐって、当時のソニーのトップだったエイミー・パスカルとケンカしたことを振り返った。
『スパイダーマン』映画といえば、サム・ライミ監督が計画していたトビー・マグワイア主演の『スパイダーマン4』が中止になった後、ソニーがフランチャイズを再構築し、その際アンドリューがスパイダーマンに起用された。アンドリューの演技は高く評価されたが、映画は前シリーズよりも成功を収めることができなかったため、『アメイジング・スパイダーマン』シリーズはたった2作品で終了した。その後、ソニーはディズニーと契約し、スパイダーマンをマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に参加させることとなった。現在、MCUではトム・ホランドがスパイダーマンを演じている。
アンドリューはVarietyのインタビューで、当時のことを振り返った。「ただ美しかったよ。エマ(・ストーン)とも会えて、彼女と働くことができた。そしてサリー・フィールドとも仕事ができた。母のような存在だったエイミー・パスカルとはケンカもしたけど、最終的には、深いレベルでお互いを愛していた。僕がこの役をやりたい理由と、スタジオの責任者としての彼女にニーズという点で、できるだけ僕たちは、中立を目指したんだ」。
アンドリューのスパイダーマンは残念ながら2作品でしか見られなかったものの、いまも「アンドリュー版スパイダーマンがベストだ」と支持するファンも多い。彼は、今年の冬に公開される『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の出演を否定し続けているが、マルチバースの物語のため、彼がスパイダーマンとして出演するのではないかと期待の声がまだまだ寄せられている。
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