イタリアでパティシエをしている『ロード・オブ・ザ・リング』ファンのニコラスさん。彼はなんとアブルッツォ州の中央部に自分でホビットの村「シャイア」を作って、実際に住んでいるのだという。彼はインスタグラムアカウント「My Hobbit Life」を運営している。
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「ロード・オブ・ザ・リング」は、J.R.R.トールキンが1954年から55年にかけて発表した3部作の小説で、ファンタジー小説の中でも最も愛されている作品の一つだ。ニュージーランド出身のピーター・ジャクソン監督が2000年代初頭に3部作として映画化し、大きな反響を呼んだ。
「シャイア」は、ホビット族の故郷であり、丘の斜面に掘られたホビットの穴に住む小柄な住人たちが穏やかな生活を送ることができる平和な田舎だ。ジャクソン監督が『ホビット』を制作する際には、ホビット村を観光地として訪れることができるようにした。今や、ニュージーランドの人気観光地となっている。
Insiderによると、ニコラスさんは2018年、イタリアに「Gentile Country」という名の自分の村を建てる決断をしたという。ニコラスさんは「私は昔から、ファンタジー文学や映画、ビデオゲームなどが大好きでした。しかし、人生のある時点で、自分の冒険ではなく、他人の冒険を生きているように感じたのです。そこで、私は自分が大好きな映画や本の登場人物のように生きてみようと思いました」とコメントした。
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ニコラスさんは現在、村を拡大するためにクラウドファンディングを行っており、ホビット族のように土地を利用して生活する小さなコミュニティを作りたいと考えているようだ。
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