全世界で空前の社会現象を巻き起こした伝説のアクション超大作『マトリックス』の新章『マトリックス レザレクションズ』が、日本をはじめ全世界で2021年12月に公開される。そしてこの度、衝撃の予告編が全世界で一斉解禁となった。解禁された予告編は、2分52秒のスケールたっぷり、迫力満点の見応え十分な映像となっている。
【動画】映画『マトリックス レザレクションズ』予告
1999年、1作目が公開されるや、これまで誰も観たことが無い未曾有(みぞう)の映像体験で世界中を熱狂させた『マトリックス』。我々の生きるこの世界が、実は仮想世界であるという衝撃的な設定。アクション映画の概念を塗りかえた超絶アクション、緑にきらめくマトリックス・コード、クールでかっこいいネオとトリニティーのルック、斬新な映像と撮影手法、VFXとカンフーの組み合わせや、日本のアニメから影響を受けた異文化的斬新なアクションなど、その衝撃は今も人々の脳裏に焼き付いている。
そして映画の域を超え、映像/カルチャー/クリエイター/概念など、今日我々が目にする様々なものが『マトリックス』からの影響を受けているといっても過言ではない、まさに映像革命を起こした作品だ。
その新章『マトリックス レザレクションズ』の監督は、『マトリックス』シリーズの生みの親であり、シリーズ全作品を監督しているラナ・ウォシャウスキー以外に務まる者はいない。本作でも最新のVFXによって創り出される現実と見まがう仮想世界と、まるで悪夢のような現実世界。そして数々の画期的な発明によって撮影されたアクションシーンなど、『マトリックス レザレクションズ』でしか見ることのできない唯一無二の映像革命を見せてくれる。
キャストには、ネオ役のキアヌ・リーブス、トリニティー役のキャリー=アン・モス、ナイオビ役のジェイダ・ピンケット・スミス、メロビンジアン役のランバート・ウィルソン、エージェント・ジョンソン役のダニエル・バーンハードらが、それぞれ同じ役を続投することが決定。新キャストとして、ネオを救世主と信じ、世界の真実を伝え、彼を導くモーフィアス役に、『アクアマン』のブラックマンタ役で知られるヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世が、ネオの宿敵エージェント・スミス役に、Netflixオリジナルシリーズ「マインドハンター」で主役のFBI捜査官ホールデンを演じるジョナサン・グロフが、それぞれ抜てきされている。ほかにも新キャラクターを演じる、ニール・パトリック・ハリス、クリスティーナ・リッチらの出演が決定している。
近年、『ジョン・ウィック』シリーズでも目覚ましい活躍をしているキアヌ・リーブス。射撃訓練の映像がまるでプロのようだと話題にもなり、アクション俳優として一番成熟している状態の彼が、『マトリックス レザレクションズ』でどんなアクションを披露してくれるのか?
さらに、今作はシリーズ3作目『マトリックス レボリューションズ』の続編ではなく、1作目の続編となる。はたして1作目の続きとして何が描かれているのか? 仮想世界=マトリックスはどうなっているのか? ネオの新たな物語はどんな展開を見せるのか?
◆世界は未だ「仮想世界=マトリックス」に支配されていた。ネオは救世主ではないのか? 衝撃の予告編解禁!
閑静な住宅街の映像から始まる予告編はすぐに不穏な空気を纏う。セラピストの男に向かって「夢とは思えない夢を見た」と話すキアヌ・リーブス演じる主人公ネオ。マトリックス・コードで形作られた街の中を歩いていたり、見知らぬ敵と戦っていたり、得体の知れない機械に体を繋がれていたりするカットがフラッシュバックする。自分が狂ってしまったのかと不安になるネオに、男は「ここではよくある」と返す。「ここ」とはどこを指しているのか?
その後もネオが自分のいる世界に違和感を覚えるシーンが続く。青いカプセル、「不思議の国のアリス」の本、鏡に映る老人など好奇心をくすぐられる謎を散りばめた構成となっている。後半には、モーフィアスから赤と青のカプセルの選択を迫られるシーンや、白ウサギのタトゥーの女性に付いていくシーンなど、1作目を彷彿とさせるシーンが続き、気持ちが昂ってくると、怒涛のアクションシーンに畳みかけられる。
最後にはエージェント・スミスがネオに向かって「長い年月のはてに、始まりに戻ったのさ。マトリックスにね」という意味深長な言葉を言う。世界は未だにマトリックスに支配されたままだったのか? そして、ネオはマトリックスから人類を救う救世主ではなかったのか? 見れば見るほど謎が深まり、本編への期待が高まっていく。
◆目に見えるものを疑え。真実を知ったとき、あなたの世界は一変する。常に時代の先を行く『マトリックス』が、新たに見せる未来とは?
テクノロジーが進歩し、高度な情報社会となった現代では、目に見えるものが真実とは限らない。日常的に目にするインターネット上でのフェイクニュースやSNSの書き込みをはじめ、何が真実か見極める力が必要となっている。それは、我々がすでにマトリックスに囚われているのということを意味しているのかもしれない。
常に時代の先を行き、はるか未来を見せてくれた『マトリックス』。何が真実で、何が真実でないのか、先行き不透明な今の時代を生きる我々に『マトリックス レザレクションズ』はどんな未来を見せてくれるのか?
◆マトリックス・デーに同時視聴会の開催決定!
1999年9月11日は、『マトリックス』1作目が日本で劇場公開された記念すべきマトリックス・デー。今年は『マトリックス レザレクションズ』の予告編解禁の直後となることから、マトリックス・デーの前夜9月10日(金)21:00から、1作目の同時視聴会の開催が決定した。参加者は、指定時間に同タイミングで一緒にオンラインやBD・DVDで視聴。映画公式Twitter(@matrix_movieJP)での同時実況や、ハッシュタグ「#マトリックス復活」をつけてツイートした方の中から抽選でステキなプレゼントが当たるキャンペーンも実施予定。ぜひこの機会に『マトリックス レザレクションズ』の予告編を見て、1作目をふり返り『マトリックス』の世界に浸ろう。
◆「鬼滅の刃」のTV放送で、遠藤憲一タイトルコールver.がOA!
記念すべきマトリックス・デー当日の9月11日(土)には、19:00(予定)から放送されるTVアニメ「鬼滅の刃」竈門炭治郎 立志編 特別編集版 第一夜「兄弟の絆」のCM用に特別に編集された『マトリックス レザレクションズ』の30秒広告が投下される。この映像は『マトリックス』シリーズ全ての予告編でナレーションを担当してきた俳優の遠藤憲一のタイトルコールが入ったスペシャル映像。抑えたトーンのそのタイトルコールは、ファンにとっては身震いするほどのスペシャル感!マトリックス・デーに相応しい映像となっている。さらに現在、東京、イギリス、フランスの3か国では、大型街頭ビジョンでの予告解禁までのスペシャルカウントダウン映像も放映中!家でも街でも『マトリックス レザレクションズ』が席巻している。
<マトリックスの革命>
この世界が実は作られた「仮想世界」だったという衝撃的な設定で、観る人の価値観を一変させた『マトリックス』。その世界観と合わせて、革新的な映像も人々を魅了した。“バレットタイム”と呼ばれる複数台のカメラによる撮影方法を取り入れて、静止あるいはスローモーションになった人物の周りをカメラが動くというこれまでにない斬新な映像が撮影された。この“バレットタイム”を駆使して、『マトリックス』を見たことのない人でも知っている、キアヌ・リーブス演じるネオが後ろにのけ反りながら銃弾を避けるシーンなど多くの象徴的なアクションシーンが生み出された。さらにカンフーとVFXを融合させることでキャラクターの動きに制限をなくし、華やかでスピード感あふれる格闘シーンを作り出し、のちの作品にも多大な影響を与えた。
また、日本を代表するアニメーションである押井守監督の『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』から影響を受けた、“マトリックス・コード”と呼ばれる緑色の文字が画面の上から下へ流れるオープニングシーンや、頭にプラグを挿入してネットワークに接続するという方法や、銃撃戦のシーンでの銃弾がコンクリートを破壊する演出なども、『マトリックス』の映像革命を実現させる重要な要素となった。
テクノロジーの進歩によって「仮想世界」はゲームや多くの映像作品で身近なものとなっているが、「もしかしたら自分が生きている現実世界は仮想世界かもしれない」と思わせるほどの強烈なリアリティを放つ『マトリックス』は、“目に見えるものが真実とは限らない”という認識に対する革命も起こした。
『マトリックス』シリーズ興行収入
『マトリックス』
1999年9月11日公開
興行収入:78.8億円
『マトリックス リローデッド』
2003年6月7日公開
興行収入:110億円
『マトリックス レボリューションズ』
2003年11月5日公開
興行収入:67億円
作品情報
『マトリックス レザレクションズ』
原題:『THE MATRI RESURRECTIONS』
監督:ラナ・ウォシャウスキー
出演:キアヌ・リーブス、キャリー=アン・モス、ジェイダ・ピンケット・スミス、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、プリヤンカー・チョープラー、ニール・パトリック・ハリス、ジェシカ・ヘンウィック、ジョナサン・グロフ、クリスティーナ・リッチ
オフィシャルサイト:matrix-movie.jp
オフィシャルTwitter:@matrix_movieJP
#マトリックス #マトリックス復活
©2021 WARNER BROS. ALL RIGHTS RESERVED