人気歌手ビリー・アイリッシュは、まだまだネット上の意見に対する対処に悩んでいるという。
【動画】ビリー・アイリッシュとストームジーの対談動画
デビュー・アルバム「ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?」が世界的大ヒットを飛ばし、昨年の「第62回グラミー賞」では史上最年少となる18歳で、年間最優秀レコード、年間最優秀アルバム、年間最優秀楽曲、最優秀新人賞の主要4部門に加えて合計5部門を受賞する歴史的快挙を成し遂げたビリー・アイリッシュ。
世界的スターとして常に注目の的であるビリーは、まだまだSNSとの付き合い方において悩みが尽きないようだ。今回ビリーは、雑誌「i-D Magazine」のインタビューに登場。ラッパーのストームジーと対談の中でネットに対する自身の想いを赤裸々に語った。
ビリーは自分の評判をネット上で探すことはない。しかし、彼女ほどの成功を収めると、否が応でも自分について書かれたものを目にしてしまうようだ。その中には少なからずネガティブなものもあるが、その対処法については彼女自身まだよくわからないという。
「とても厳しいものだし、いまだにどう対処すればいいのかわからない。インターネットは好き。おもしろ画像とか、ネット特有のネタとかね。でも何をしていても、必ず私が出てくるの。どこにでも現れるの。私のことが嫌いな人たちには申し訳ないと思う。私を避けることができないんだもん」
ビリーは、自分のことをよく知らない人に、音楽以外のことでいろいろ書かれることにはストレスを感じているという。
「でも、私のことをよく知らない人が『ビリーは今こんなことをしている』なんてことを書いている記事は読みたくない。私は音楽を作りたくて、そのことで頭を悩ませたいの。なのになぜ人は、私がすることや言うこと、身につけるもの、見た目や感じたこと、そういうことに意見を言おうとするのかしら」
ビリーにとって、フォーカスしてもらいたいのは音楽であって、それ以外のことに、とやかく言われることに不満を感じていることを切実に訴えた。
「私はただ音楽を作りたいだけ。歌うことが好きなどこにでもいる女の子。そんなに深い人間でもないわ。ただ私の曲だけ聴いて、私生活については放っておいてほしいの」