今もなお人気を博している海外ドラマ「glee/グリー」。放送が終了して6年が経つが、今後リバイバル版でカムバックする可能性があるかもしれない。Deadlineが報じている。
「glee/グリー」は、20世紀フォックステレビジョンで制作され放送されたアメリカの人気テレビドラマシリーズ。合唱部の高校生たちが、様々な壁に直面し乗り越えていく姿を描き、また圧倒的な歌とダンスのパフォーマンスで視聴者たちを魅了した。同ドラマは 2009年5月から2015年3月にかけて全121話が放送された。
今でも人気の高い「glee/グリー」だが、なんとリバイバル版が製作される可能性が浮上した。
フォックス・エンターテイメントの社長のマイケル・ソーン氏は、Deadlineのインタビューに応じ、フォックスの過去のヒットドラマをいくつか復活させる案について語ったのだ。
インタビューの中でマイケル・ソーン氏は、「glee/グリー」のさらなるエピソードを製作することに意欲的で「もっとやりたいですね」とコメントした。
「私たちはいつも象徴的なドラマを祝し、おどろくべき形、そして新しいアプローチでそれらのドラマを復活させることを歓迎しています。特にこのひしめき合っている市場では、お気に入りのパートナーたちと一緒に最高の作品を再開発することに常にオープンです」と、リメイクに積極的であることを明かした。
実は現在、人気ドラマ「24」がまた復活する話があるとも明かしてくれたソーン氏だが、「glee/グリー」や人気監獄ドラマ「プリズン・ブレイク」のリバイバル版に意欲的ではあるものの、この2作が確実に製作されるかどうかはまだわからないという。
まだ未確定な部分が多いが、ソーン氏は「すでにいくつか創造的な話し合いが起きている」と、すでに動き始めているプロジェクトがあること明かしてくれた。
現在新ストリーミングサービスの「HBO Max」では「ゴシップガール」のリブート版が配信中で、今後は「セックス・アンド・ザ・シティ」が配信が予定されている。また「Paramount+」では、ニコロデオンの人気ドラマ「iCarly(アイ・カーリー)」の新リブートが配信中で、今ストリーミング界は空前のリバイバル版ブームが起きていることから、フォックスもこの波に乗ろうとしているようだ。