年に一度開催されるファッションの祭典「メットガラ」が、コロナによる中止を経て、ついに今年復活する。今回はそんな「メットガラ」を批判しているセレブたち、出禁になっているセレブたちを紹介しよう。
昨年は新型コロナウイルス感染拡大によって開催そのものが中止されたこともあり、今年のメットガラはより特別なものとなることだろう。
さまざま名セレブが集まり、豪華なファッションを披露するこのイベントだが、その裏側にはいろいろな事情が渦巻いているようだ。
そこで今回は特に、メットガラに対して批判的な声をあげたセレブをjustjared.comがまとめている。
なんと、あのビッグネームもこのイベントに苦言を呈していたことがあったのだ。さらに、出入り禁止になってしまった人物までいた。
エイミー・シューマー
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2016年、女優のエイミー・シューマーはトーク番組の中で「あれは会話をしているように見せかけている人たちでしょう。私はそんな茶番嫌いなのよね。みんなバカみたいな格好しちゃって」とコメント。さらに、「私、ファッションにはまったく興味ないの。気にしない。だから、早めに立ち去っちゃった。会場ではビヨンセに会って、『これが初めてのメットガラ?』て聞かれたんだけど、『これが最後よ!』って答えちゃったの」と告白していた。
デミ・ロヴァート
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歌手のデミ・ロヴァートは、あるインタビューの中でメットガラについて「ひどい経験をしたの。ある有名人がもう本当にイヤなヤツで、一緒にいると最低な気分になったわ。すごく仲間意識が強い人で、とにかくお酒を飲んでいないとやっていられなかったわ」と語り、メットガラの会場を後にするとすぐにアルコール依存者たちの支援集会に向かったことを明かした。さらに「そこではメットガラで会った人達よりももっと私が共感できる、苦しみを抱えたホームレスの人達がいたわ。メットガラなんて、ファッション業界が仕組んだ最低なインチキイベントよ」と酷評している。
ティナ・フェイ
女優のティナ・フェイも、メットガラを十分に楽しめなかったようだ。2015年、インタビューに答えたティナ・フェイはこのイベントについて、「もし腕が100万本あったら殴ってやりたいと思う人、全員あの場所に揃っているわ」と語り、「とにかく信じられないの。もう絶対に行かないわ。場所そのものは美しい。でもその場にいるのはバカバカしく着飾った人達ばかりよ」と続けていた。
ゼイン・マリク
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2016年、交際相手のジジ・ハディッドとともにメットガラに参加した歌手のゼイン・マリクは、その後のインタビューで「もう行かないだろうな」と語り、「それよりも家にいて、もっと生産的なことをしたい。やたら着飾ってレッドカーペットで『俺を見てくれ、すばらしいだろ』なんて自己主張しているよりはね。そんなの俺じゃない」と付け加えた。
グウィネス・パルトロウ
女優のグウィネス・パルトロウは、以前ラジオのインタビューでメットガラの感想を聞かれると「ひどいものだったわ。世界最高のもののように見えるし『ああ、これはグラマラスですばらしいものになるわ。そこで全ての人々に会える』と思うんだけど、いざ到着すると本当に暑くて、人がごった返していて、みんなが押し合いになっているの」とイベントを批判。しかし彼女はその後2017年と2019年にイベントに再び参加している。
ティム・ガン
有名ファッションコメンテーターのティム・ガンは、メットガラの主催であるアナ・ウィンターのことをジョークにしたことで、もうイベントに招待されることがなくなり、事実上出禁になってしまったことを明かしている。
他にもドナルド・トランプ米大統領も過去にイベントに参加したものの、アナ・ウィンターから出禁人物としてリスト入りしている。