俳優のイライジャ・ウッドが、自身が主演を務めたファンタジー・シリーズ『ロード・オブ・ザ・リング』の中で最もお気に入りの作品を明かしている。
『ロード・オブ・ザ・リング』はJ・R・R・トールキンによる小説「指輪物語」を原作とした三部から成る映画シリーズだ。イライジャ・ウッドはこの中で主人公フロド役を演じていた。
2001年に公開された第一作となる『ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間』はそんなフロドに焦点を当てたものだ。フロドと8人の仲間たちが、強力な「ひとつの指輪」を破壊し、中つ国を闇の王サウロンから救うべく旅に出る様子が描かれている。
先日ポッドキャスト番組ReelBlendに登場したイライジャは、この第一作こそが自分の中でもっとも特別な存在になっていると明かした。
番組内で「一作目を撮っている間は、基本的に集団行動だったから、常に非日常のような感覚だったよ。特に4人のホビットたちと一緒に過ごしたことはとてもすばらしい経験だった。僕らはとても仲よしだったんだよ」とメインキャストたちと仲よしであったことを明かしてくれたイライジャ。
さらに「ヴィゴ・モーテンセンやショーン・ビーン、それにオーランド・ブルーム。こんな3人と一緒に仕事ができるなんて、とにかくワクワクするよね。それに一作目のほとんどは早い段階で撮影を終えていたから、ある程度のまとまりもあったんだ」と、一作目がとても印象的なものであったことを明かしてくれた。
さらに、「僕もみんなと同じように、映画としての一作目にはとても愛着があるんだ。仲間や、それぞれのつながり、旅で生まれるまとまり。そして『二つの塔』以降別れ、そしてさまざまなものに変化していく冒険の始まり。そう言ったものが描かれている。もちろん、他の2作品も好きなんだけどね」とし、「これらの作品は信じられないほどすばらしく、ダイナミックで、感情を揺さぶられるものなんだ」と、付け加えた。
長年人気を誇り、世界中にファンがいる『ロード・オブ・ザ・リング』は、2022年9月2日よりAmazon Prime Videoにて、新ドラマシリーズ「The Lord of the Rings(正式タイトル未定)」が配信されることが決定している。