チャーリー・シーンとデニス・リチャーズ元夫妻の間に生まれた娘サム・シーン(17)が、母デニスの家を「虐待的な家庭」と主張。親子関係に暗雲が立ちこめている。
米Page Sixによれば、サムはTikTokに、“一年前、虐待的な家に閉じ込められ、自分が嫌いだった”と述べる動画を公開(のちに非公開)。当時、サムは母デニスと暮らしていたが、“何日も食事や睡眠をとらずに過ごす”こともあり、“気分が落ち込み、学校が嫌いになる”など、精神的に辛い日々を過ごしていたという。
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サムによれば、その後“地獄の家”から抜け出し、父チャーリーの家で暮らすようになった。高校は退学することになったものの、現在は“自己愛に満ちた”生活を送っているそうだ。
これについて、父チャーリーの広報を務めるジェフ・バラード氏は、「サムはすばらしい子です。僕は彼女と僕の子供たち全員を無条件に愛している。僕らはとても楽しく過ごしているよ」との声明を発表。親子関係はすこぶる良好であることを主張している。
一方、ある関係者が米People誌に語ったところによれば、母デニスは娘の主張をひどく悲しんでいるという。母デニスにはサムを虐待したという認識はないようで、親が定める一般的なルールをサムが受け入れることができず、そこから軋轢(あつれき)が生じてしまったと考えているようだ。
「彼女は母親で、親で、ルールがあります。(サムは)そのルールに従いたくなかったのです。チャーリーはデニスがルールを行使することを支持していなかった。彼は(デニスとは)違うやり方で子育てをしていて、サムは父親と一緒に暮らすことを決めた。デニスは娘をとても愛していて、この状況を悲しんでいる」(関係者)
チャーリーとデニスは2002年6月に結婚。2004年3月に長女サムが誕生、翌年には次女ローラが誕生した。その後、親権争いなどを経て、2006年11月に離婚が成立している。
デニスがサムに対し定めたルールの詳細などは不明だが、デニスは過去のインタビューの中で自身が“厳格な親”であると発言。サムが許可なく男の子に会いにいくのを防ぐため自宅の外に防犯カメラを取り付けたことを明かしたほか、“(娘たちの)やりたいことを何でもさせるというわけではない”とも述べていた。
とはいえ、娘サムを愛する気持ちにウソ偽りはなく、今年3月にはインスタグラムでサムの誕生日を祝福。「私の美しい女の子がもう17歳だなんて信じられない!ときが経つのは早いわね。あなたが美しい若い女性になったことに驚いているわ」とつづっていた。
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