イギリスの人気ボーイズ・グループ ワン・ダイレクションの元メンバーで、現在ソロ歌手として活躍するゼインが、新曲の中で自身を発掘してくれた人物であるサイモン・コーウェルのことをバッシングしていると話題になっている。英サン紙が伝えている。
ワン・ダイレクションといえば、イギリスの人気オーディション番組「Xファクター」にて、ハリー・スタイルズ、ナイル・ホーラン、リアム・ペイン、ルイ・トムリンソン、ゼイン・マリクの5人で、2010年7月に結成。元々はそれぞれソロで出場していたのだが、番組プロデューサーで審査員のサイモン・コーウェルがグループを結成させデビューさせた。
デビュー後瞬く間に世界的人気を博すモンスター・グループとなったが、2015年3月にゼインが電撃脱退。2016年からグループは活動休止に入り、現在はそれぞれソロ活動に専念している。
グループを脱退してもう5年以上が経つ、ゼインだが、新曲の中でサイモン・コーウェルをバッシングする歌詞があるとファン達の中で話題になったのだ。
9月13日、ゼインはSNS上に突如「イエロー・テープ」というタイトルの音源ファイルを投稿。そこには3曲の新曲があり、オフィシャルの形ではないが、ゼインがサプライズで新曲を出してくれたとファン達は大よろこび。
Dropbox— zayn (@zaynmalik) September 13, 2021
その中の「Believe Me」という曲でゼインが「オレたちはSycoを離れてよかった」とラップしている部分がある。「Syco」とはサイモンのレコード・レーベルのことだ。
ゼインがワン・ダイレクションのことやサイモン・コーウェルについて触れることがずっとなかったため、このようにバッシングするようなラップをしたことにファンたちも少し驚いたようだ。
他にもゼインは今回投稿した歌の中で、人気ラッパーのカニエ・ウェストを「カニエなんてクソくらえ。屁で倒してやる」、さらにはエリザベス女王について「女王なんてクソくらえ。彼女は暴力のために騎士たちを送り出す」とラップし、なかなか挑発的なラップが目立っているようだ・・。